「あさがきた」が終わりました。大同生命さんから原作をいただいてあらかじめ読んでいたので、いっそう楽しめました。
あさの着物姿も楽しみのひとつでした。
着る人がいいので特に映えたのかもしれませんが、毎回とてもステキでした。
着物離れしている私でも、心が揺れました。
その昔・・・・結婚する前の花嫁支度をする頃、雑誌で見た鬼しぼちりめんの紅型の着物。グレーがかったブルー地でした。
たぶんそれは作家さんの物だったような気がします。
同じようなものがないか、着物の展示会やデパートの呉服売り場でもずいぶんと探したものでした。
出会えませんでした。
もっとも結婚してそんな時間も・・・・必要もなく・・・・着物を着ない選択もしたりで。
それが先日東京のデパートで出会えたのでした。
それは持ち主が姪御さんに贈った物でしたが、、いただいたたけれど着る機会がないので、だれか着ていただける方に、という委託品でした。
そのブースの入り口にその着物が並べられていました。帯もクリーム地の紅型でした。
一瞬胸がつまりました。私が40年前あこがれたより色合いは少し明るめです。生地もふつうの縮緬地でした。
しばし眺めていました。20歳若かったら飛びついたかもしれません。
どう見ても私が着るにはよっぽど帯を抑えても無理がありそうだったからです。
20年前だったら、こんな風に委託にだされることはなかったでしょう。
委託者のメッセージを読むとやっぱり作家さんの物でした。もしかしたら50年前雑誌で見た作家さんかもしれないと思えました。
参考までになんて考えないことにして、どんなプライス札が付いているのかも確かめませんでした。
私の夢に出会えて幸せなひとときでした。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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