昨年の夏休帳の予定表に書き込むことがないと嘆いたちーちゃんでした。昨年はどうにもこうにも私たちも身動きできずに遊びにつれていくことができませんでした。
この春休みはどこかへ行こう。
ちーちゃんと孫息子3人とそのママと夫と共に、地獄谷野猿公苑に出かけていきました。お目当てはもちろんお風呂に入っているお猿さんを見ることです。
近くのホテルに電話して雪の状態を確認したら、2~3センチとのこと。それでは暖かい仕度をして出かけましょう。
1時間ちょっと走って到着です。そして駐車場から1.6キロ約25分間歩きます。雪が解けてピチャピチャしています。そこを元気印は走って行きます。
当然付いていけません。
杉木立が雪をかぶりまさしく絵になっています。スーッと伸びた幹を見上げて、これは15メートルか18メートルかと眺めてしまうのは、商売柄でしょうか。
港湾の埋め立てには長い杭が使われましたから、ついつい木を見る観点もちがってしまうのですね。もっとも杭材は唐松ですが。
公苑の入り口で4人に猿に対する注意を読み上げました。触ったりおどかしたりしない。観察や撮影はなるべく距離を置く。食べ物を見せたり与えたりしない等。
猿が見えたら当然そちらに駆け寄っていきました。お風呂は違うところなんだけどなあー。
私が見た時は3匹が入浴中でした、そして周囲には大勢のカメラマンです。本格的なカメラで撮っているのは外国の方たちです。その数ときたら・・・・・。
突然大きな猿がお風呂にやってくるのが見えたら、2匹の猿が逃げ足が速いという雰囲気で飛び出していきました。
だから孫たちが見たのは、たった1匹だけでした。残ったのはメスのようです。
お風呂の淵には来るものの、なかなか入浴しません。それでも見れてよかったわ。
私はこれで3回目だけれど、今まではもっと入浴している猿がたくさん見れました。
昨年の秋頃はみんな山に戻ってしまって猿自体が見れなかったという話も聞いていたのでした。
野生の猿に感動した子供たちは、何十匹も入浴するお猿のポストカードを買い求めたのでした。
元気印のコートもズボンも泥まみれです。
観光客はとっても大勢です。そして半数は外国の方です。
午後足を伸ばして「高橋まゆみ人形館」に出かけていきました。
何度見てもほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
制作過程のビデオを見ていて気が付きました。まゆみさん指ぬきしていないんですね。へんなことが気になりました。
今回は、「さしこ工房創匠庵の遠藤きよ子さん」の刺し子の展示がありました。
私の目はそちらに釘づけでした。一糸乱れぬ針目にもう感動・感動です。布使いもすばらしくて・・・・・。
こんなにきれいにそろった針目は、とうてい私には刺せませんが、見ているだけで幸せになれるのです。
私こんなに好きだったんだとあらためて驚いたのです。
昨年浅草で刺し子展があったのでした。3月までというのが9月まで延びたのにとうとう行けなかったのでしたが、思いがけず刺し子に出会えました。
私が至福の時を過ごしている間、孫たちは外で雪投げをしていました。
子供たちが人形を見て、どんなことを思ったのかしばらくしたら聞いてみたいと思います。
それはそれは賑やかな1日でした。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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