休み明けのことです、会長がとてもうれしそうです。今年は鹿も猪も山に少なかったからと狩猟は不調だったのです。それが2日続けて猪が獲れたのです。
2日目は会長が仕留め、そしてそれを追い出したのが会長の犬だったんですって。
8ケ月になったばかりの猟犬で初仕事です。つい最近まで会長の傍を離れたがらず、急峻な谷から登ってこれず鳴いていたときいていたのに、すごい進歩です。
その話をする会長は孫の話をする時と同じ位うれしそう。
そして獲った猪が軽トラックの荷台からはみ出すくらいの大物で・・・・・そんな大きくなるまで捕まらなかったと言うことはお利口な猪なのね、と感想を漏らした私。
いえいえ足が1本なかったそうな・・・・罠にかかったことがあったんだわ・・・・・痛かっただろうねと私ウルウル。
イベントの時に使おうか、何キロあればいい? いいえいりません、と私。
私どう言う訳か想像力と嗅覚が良くて拒絶反応が出てしまうのよね。
猪汁がいいかカレーがいいか?と会長。みんなに料理してくれると言うのです。社内のみんなか避けがたいサービスなのであります。
私の息子ファミリーと社長の家にカレーを作ってくれることになりました。息子に頂ければ私の家の分は結構ですとやさしく辞退です。
社長のところはインフルエンザで奥さんも寝込んでいるから、とっても喜ばれそうです。
若い人たちは想像力が働かないようで、いつもおいしいと大歓迎なのです。
骨付き肉の猪汁なんて息子のところでは奪い合いなのだとか。
猪汁もカレーも猪だけでは脂が足りないので半分は豚肉を入れているみたいだけど。
狩猟から始まって男の料理にまでたどり着いたのは偉いと思うわ。
魚拓なみに獲物をプリントしたのを見た分、私の拒絶反応は増大したのね。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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