2月に入った最初の日曜日、お雛様を夫と飾りました。ちーちゃんとパパは実家に帰って留守でした。飾る楽しみ残しておこうかなんて言いながらも。結局飾り切ってしまいました。
ちーちやんの喜ぶ顔がみたかったから。
ママの7段飾りにガラスケース入りが10ばかり。夫は丁寧にかざりたいようですので、私は箱から出したりガラスケースを拭く程度。
ちーちゃんのお雛様は華やかなお内裏様です。この位が飾るには楽かもしれませんね。
ちーちゃんの初節句に撮ったのでしょうか、ママとのツーショットの写真立が中から出てきました。
それを見たら・・・・・涙がとどめもなく出てきてしまって・・・・・夫に見られないように部屋から出ました。
その日以来・・・・心が潰れています。
娘の「家に帰って治療したい」と切に願った言葉が耳朶から離れないのです。
昨年春に亡くなった父を見て下さっていた訪問看護ステーションの看護師の皆さんが、先日お線香を立てに来て下さりました。
もしこの訪問看護のことを知っていれば、娘も家で看ることができたかもしれないと思ったりしたのでした。
病人を2人抱えて肉体的にも精神的にも目いっぱいになると、思考能力が無くなってしまったのでした。
昨年6月老人ホームに暮らす恩師を友人と訪ねたことがありました。
その友人に胸の内を吐露しようとしたら「話してはダメ考えてはダメ」と言われました。誰しも一つや二つどうにもならないものを持っているのだと。
考えてもいい結果は出てこないから・・・・・。
その言葉で私はどれほど救われたかわかりません。
考えてはいけない、重い出してはいけない・・・・・なんとか潰れないでこれたのでした。
先日の初午祭の雑踏の中で友人に出会いました。「知らなくて!!」と悔やみの言葉をいただきました。
「あなただってどんなにか辛かったでしょう」と言ったのは私です。友人は30歳前の息子さんを亡くしていたから。
考えても話してもダメだと思いながらもついグチを書いてしまいました。
陽だまりの庭に雪の下で咲いていた福寿草が顔を出しました。
はやく元気になろうと思います。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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