長野県宅地建物取引協会佐久支部佐久平地区の行政懇談会の内容に「長野県が発表した農地転用500㎡の制限解除に対する佐久市の対応」があげられていた。
センセンショナルな内容だが、少し前にこの情報をきいていたのでこれは聞きに行かねばということになった。
この手の会合社長に譲っていたんだけど・・・・・。
期待していたんだけど、県より内容が示されるのは2月下旬で4月より実施の方向ということで、明確な文言はなかつた。
農地を守るという基本姿勢は変わらず、必要最小限の転用も変わらずであるが、案件ごとに判断をするということらしい。
以前より多少前向きになるということのようである。
それでもこれで、土地の転用がしやすくなるのは事実である。
長野県の市長会が26年9月に実情にあわないための要望が出て、今回の動きになったようである。
この話とは別に市の担当者から「空き家対策について」があり、先日お勉強してきたおさらいをすることができた。
全国の空き家率13.5パーセントだが長野県は19.75パーセントであり、我が佐久市は20.64パーセントと驚きの数字である。
もっとも別荘などの二次的住宅を除くと17.37パーセントであるが、決して少ないという数字ではない。
町の中の空洞化は良く聞かれたが、農村部の過疎化ときたらそれに輪をかけるかもしれない。
時間の問題・・・・独居老人の数が半端ではないから・・・・
4年ほど前農村部にポスティングに行ったことがあった。小学校の同級生のお母さんと出会い玄関先でお話をうかがった。
夜になっても灯りの着かない家が「あの家も、この家も」と指差してくださった。実に8割だったのだ。周辺部には家が建つが、昔からの中心部がまったくの過疎なのである。
みんな都会に出て帰ってこないのだ。
地域に働く場がない結果ともいえる。
同級生は長男だけど、家を建てて独立している。この家だっていずれは空き家であると、寂しい思いがしたものだった。
そんなこんだで、佐久市も佐久市空き家再生等推進事業が始まりました。
活用事業タイプと除却事業タイプがあります。興味のある方はお問い合わせくださいね。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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