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今年になってのお片付け

 我が家は築35年の木造在来ですので、たとえ窓が2重であっても、断熱材を当時としては倍はいっていたりしても当然寒いです。ですからなかなかこの時期積極的に片付けをする元気はないのですが、内から湧き出る片付けたい気分は抑えがたいのです。

 しかし実際はもう処分すべきものはあらかた終了しているのです。でも何もないわけではないというレベルでしょうか。

 暮にタオルとバスタオルを入れ替えました。洗面所で使っている物をキッチンへ。混じってしまわないように油性のボールペンで●印をつけます。キッチンで使っていたものは●●印をして雑巾にします。

 バスタオルも●印をつけて足ふきマットに下ろします。足ふきマットきちんとした既成の物があるのですが、私はバスタオルが好きなのです。入浴の後そのバスタオルで鏡やバスタブの廻り全部の水分を拭き取るのです。

 掃除をした後も必ず水気を拭き取るようにしました。そうしましたら・・・・あの白い水垢が付かないことを発見しました。

 あの水垢がどれだけストレスになっていたか!!

 だからバスタオルがいいんです。

 一時いっぱい作ったウェスもしばらく作らないことにして、ただ今消費をはかっています。

 最近買わなくなった物というか、使わなくなった物にストッキングがあります。昔は100足単位で買っていました。いかにスカートをはかなくなったということなのですが。

 どう考えても使い切れないだろうと古いものとお別れしました。

 昨年秋が深まった頃、忌中のお葉書をお出ししたのですが、年賀状もけっこういただいてしまいました。寒中見舞いをお出ししようと名簿を見たらお葉書を差し上げた方がほとんどでした。

 亡くなった父宛にいただいた分は寒中お見舞いでお知らせいたしました。そして父の住所録から私たちに必要な分を転記し、父の残した物をファイルに整理したのでした。

 そのついでに、もう何回も絵選りすぐった手紙の束から、さらに選りすぐりました。自分史でも書くことがあるならばという思いが心をよぎりましたが、バツサリと思い切りました。

 先日ちーちやんとお買物に行きました。そのついでに家庭雑貨のコーナーに欲しい物があるかどうか探してみましたが、やっぱりありませんでした。

 でもお鍋が目に付いて・・・・買ってしまいました。今使っているのの蓋の持ち手が壊れてしまっているのです。とっても使い良くて他の鍋を使う気にはなれなかったのです。でももうお別れしたほうがいいと感じていたのです。

 使い勝手のよさそうなのをお迎えしたので、ありがとうと声に出してお別れしました。20年来の私のお気に入りでした。

 食器も来客用も普段用も分けずにどんどん使っています。重ねづらい物や数が半端になった物を処分し、半分ほどにしたのですが、毎日個別に装っていると、それなりに割れたりします。使い勝手がいいと求めた物の中には、焼きが上等でないものもあったりで、この頃新しい食器をお迎えしたいという希求が芽生えています。

 でも商店街に陶器屋さんが無くなりましたね。

 しばらくは工夫をしながら使い切っていこうと思います。

 考えて見ましたら、私自分の物を本当にたくさん処分しました。けれどそれで困ったと言うことはありません。

 いかに物欲にまみれていたということなのかもしれませんね。

                              依田 美恵子

  軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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