娘が逝って今日で1年。本当にアッという間にも思えるが、この1年ほどあわただしい年もなかった。
単身赴任状態であったちーちゃんのパパが2月に転勤になり我が家で同居になり、ちーちゃんは落ち着いた生活ができるようになった。
1年前真夜中の病院のラウンジで、わが身と引き換えに娘の命を助けてと願った私が、孫娘が成人して子をなす時まで健康でいたいと願う。
流した涙は、それ以前に流した涙より多かったろう。
亡くした悲しみというより、向き合った日々の辛さと悔いにさいなまされたのである。
古い友人に胸の内を吐露しようとしたら「だれでもひとつや二つどうにもならないものを抱えているのよ、考えるのをやめなさい、考えてもいいことないでしょう」と言われた。
そうかもしれない・・・・・・。
それ以来、考えること=悔いることを止めるようにした。
もう過去に戻ることは出来ないから、やり直しはできない。
前を向くしかない。
目の前には孫娘がいる・・・・・娘とそっくりと思う・・・・しばしば娘の名で呼んでしまう。
4月には桜の花を追いかけるように父が逝き、寂しさが募った。
今頃天国で父と娘は仲良く話をしているかもしれない。
命日に合わせてたくさんのお花や供物が届いた。娘のことを忘れないでいてくださることに心から感謝した。
本当に1年多くの方に支えられて生きてきました。支えて下さった皆様ありがとうございました。
皆様の支えがあったからこそ私たちは生きてこれたと思っています。
父も居なくなった生活に、孫娘とパパは大きな活力です。
命日は明日を生きていくためのひとつの精神的な区切りかもしれません。前を向いて生きていこうと思います。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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