梅雨らしい朝でした。「9時になれば止むよ」と天気予報らしいお言葉。たしかに10時過ぎには止みました。帯状の雨雲がずっと通っている地域の皆様はさぞかし大変なことと思います。

　お気をつけください・・・・・なんの役にも立たない言葉でごめんなさい。

　朝食を用意している頭上はちーちゃんの寝室です。そこから勢いよくポンとベットから飛び降りる音がしました。

　そんな音が聞こえる朝はごきげんに目覚めた日です。案の定にこにこして降りてきました。

　でも本人はこの雨でプールがなくなるのがとってもつまんないのだとか。昨日はいいお天気だったのにねえ。

　我が家はこの頃4回目のインプラス工事が終了しました。

　築34年、アルミサッシの2重窓です。まず居間、そして洗面所とトイレ、さらに2階の居室全部、今回はキッチンの大窓と2階のトイレと洗面所でした。

　母の寝室を階下にしたのでエアコンをつけるところから始まったのですが、ついでに・・・ついでに2階の洗面台も替えて、そのついでに洗面所の壁もクロスも・・・床をはがすのなら配管の点検もと10日ばかりの工事となりました。

　考えて見ましたら、これで水廻りは全部新しくしたことになります。

　築34年気分よく暮らすには、それはそれなりにしてきたつもりです。それでも古家にどこまで手を入れるかと悩みながらです。でも30年目にここで私たちは暮らそうと決めた時から、できるだけ快適に暮らせる方法を選んできました。

　なまじ大きいので、減築も考えなかった訳でもありませんが、大家族で暮らすには必要なことと割り切りました。

　大きいし収納能力は有り余るほどありますから、物の量も半端ではなかったものを断捨離し、収納場所の6割程度の収納物にしました。

　だんだん体力も気力も落ちていくでしょうから、なるべく物に振り回されないことを目指していますが、まだまだ道半ばかもしれません。

　使い切って減らすのを旨としていますので、本当にひとつ使い終わった時の達成感は特別です。靴下の底が薄くなったとか、下着にほつれが見つかった時のうれしいこと・・・・・。笑ってしまいますね。

　娘の残した化粧品の類を使い終えた時の思いはちょっと複雑ですが、それでも使い切ると安堵します。

　キッチンカウンターを替えたら、引き出し式の食器の収納がとても便利です。そこに自分の好きな食器を入れて、普段用も来客用もなく使うことにしました。自分の好みでない物は処分したいと考えています。いつも同じ食器では味気ないですものね。

　上等の塗りのお椀を普段使っていたのですが、さすがに10年過ぎて艶が無くなりました。途中食洗機に入れた時があったのがいけなかったかもしれません。

　ありがとうと感謝をこめてさようならをしました。同じ物をおろしてもこれから10年は使えます。自分の年齢を考えて気持ち良くいただくためにもそうしました。

　日々の暮らしこそ大切にと思うようになりました。

　それではまた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田　美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅　中島木材の家
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