新年度が始まった。昨日まで積み上げてきた物がまた0からの出発となる。商いとはそんなものだけど、暮から正月には一休みの時間があるが、4月からの新年度は走り続けたまま突入である。
4月1日わが社の社長が交代した。前社長は会長に就任。若返りをはかるために、この日を早くから想定して準備をしてきたのである
新社長42歳働きざかり入社して17年目、13年現場で建築のノウハウを蓄積し、ここ3年会社の全般からお客様対応まで幅広くこなしてきた。
彼にしてみれば幼い時からこの日がくることの覚悟があったのだろうと思う。
若い、柔軟な発想を持った経営ができるだろうと思う。
涼温の家に対してのほれ込みも強い。この強いこだわりと熱意が私はうれしい。
自分がほれ込んだもの、自信があるものでなければ、お客様にお薦めはできないから。
前社長も「いい家」をつくることを社員に求めた。決して儲ける家をつくれとは言わなかった。
お客様の幸せを願う家づくりは、これからもわが社の信条であることに変わりない。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
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この年度末、我が家おは引き継ぎが重なった。夫に軽トラ1台の書類がやってきた。そしてその午後軽トラ1台分のお預かり品が次の方に引き継がれた。
安協の帽子がひとつ見当たらないと言う。我が家物が見つからないと、おおかた私が捨てたかなと思うらしい(笑)
少し前、、小屋にある10近くの帽子の内半分ほどを捨てたことは確か。頭はひとつだし、20年前の甲子園の応援グッズの帽子、今更かぶるまいとそのあたりの記憶があるんだけどなあー。
最後に使ったのはいつ頃と聞けば秋口らしい。
クローゼットを覗いていた夫があったと言う。疑いが晴れてやれやれ。実を言えば夫のクローゼットを片付けて帽子を1ケ所に集めたのは私だから、まあ責任の一端はあるわね。
届いた書類の現役の分が、まだ収まる場所が確定しないままに客間などに置かれている。こんな時に突然お客様がお見えになられてあたふたとする。
私も3年間の任期を終え引き継ぎを済ませた。キャリーバツクひとつの書類がなくなり、その隙間が肩の荷に比例するようである。
3年前引き継ぎの時に包んだ、黒地にこけし模様の縮緬の風呂敷もお役目を終えた。風呂敷に「ご苦労様でした」と言ってそのしわを伸ばした。
終わってみれば短いとも思えたが3年はやはり3年である。
会の自分が所持している21年間分の書類もこの際処分しようと、ファイルを抜き出した。結構なボリュウムで書棚がど~んと空いた。
一つひとつこうして整理をしていかねばなるまいと、その隙間を見ながら思った。
それにしても・・・・・夫のスケジュール表がびっしりと埋まり始めた。
それを見ながら私は自分の予定をいれられるのかを思案する。
少なくとも2年間は支える側に立たなければならないだろうから。
新しい日々が始まる。今日はそんな日。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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