真冬が舞い戻ってきました。すごい風ですね。そして天気図を見ればねこんな天気図にお目にかかったことがないようで、やっぱり地球的規模で換気用が変わってきているのではないかと思えました。
それでも3月です。降った雪はたちまち解け、日差しは明るくまばゆい限りです。
福寿草にクロツカスの花が見えます。ブロック塀のひだまりで仏の座やオオイヌノフグリが咲いていました。
土筆を摘んだという話をラジオで聞いたのは2月初めのこと。佐久で土筆が摘めるのは4月の半ば過ぎ。
各地からの花だよりもこれからどんどんですね。
そして今日は3.11、あれから4年。まだ4年なのか、もう4年なのか、それぞれの立場で感じること。
昨日身内が気仙沼におられる方のお話では、復興とはまだ程遠いとのこと。
仮説住宅から出ていくことのできない人が大勢いる。汚染されて帰れない人たちもまだたくさんいる。
自分の居場所が決まらなければ出発はありえない。こんな風なまま、来年、さ来年と年を重ねていってしまうのだろうか。
復興とはインフラに目が行きがちだけど、人間の復興はどうなんだろうか。
今朝のラジオの深夜便でリスナーのお便りを夢うつつで聴いていた。そのやさしい言葉にどれほど癒されたことか。
4年前も私は震災のあとの深夜便にどれほど救われたかわからない。あの年は3月いっぱい特番だった。
震災に追い打ちをかけて、母の死だったが、眠れぬ夜を多くのリスナーと共に過ごせたのだった。
絆の言葉もあの時程聞かなくなった。
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少し前の深夜便でNHKが取材の過程で得た各国から、日本の被災地に向けられたメツセージに、イランの方のお見舞いの言葉の後に「私の家では3~4組を受け入れる余地があります、旅費も滞在費も持ちます」という意でした。
フランス人の72歳の男性は、「旅費も見返りもいりません、夜も昼も働きます」と。
私泣けました・・・・本当に。
そして今2時46分です。黙とうをささげます。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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