なかなか中棚荘につるし雛を見に行く時間がとれません。本当はちーちゃんを連れて行きたかったのですが、夫を誘って行きました。
ちょうど1年前中棚荘でつるし雛を見て、女将にご紹介してもらって始まったのが私のつるし雛です。
お休みすることも多かったので、作品としては未完成で今回も出展できていません。
お教室の先生や先輩たちの作品展です。
それでも今回は見る目が違ってきました。皆様の作品を見させていただて、この世界がとっても奥が深いことが分かるのです。
早く言えば・・・・むずかしそうです。私にできるでしょうかとも思ったりしますが・・・・そこは先生がいらっしゃるから(笑)
それにしてもたくさんのつるし雛は壮観です。華やかで見ていると心がうきうきします。
この場所だから映えるのでしょうね、とは女将の言葉。たしかに「はりこし亭」は江戸末期の建物ですから。
中棚荘の女将はお教室がご一緒です。女将はこの催しのために頑張りが違います。すごいスピードで作品を仕上げていくように見えます。
私は縫い直しもあったりしてなかなか先に進みません。
当初作品の数よりも針を持つと心が落ち着いていられるからと言う気持ちが強かったのですが、この頃は作品をひとつ仕上げたいと思うようになりました。
今年頑張ったら来年の雛祭りまでにできあがるでしょうか。パーツは100個位必要なので、今は捕らぬ狸の皮算用レベルです。
中棚荘のはりこし亭は、つるし雛目当てのお客様でとても賑わっていました。私たちもお蕎麦をいただきました。ひとくち口にした夫が「おいしい!!」と。蕎麦の香りが口中に広がります。
小鉢は「御牧の白ばれいしょ」のホワイトクリーム煮でした。ホワイトクリームというより牛乳煮に近いようで、めずらしくておいしい一品です。
お天ぷらは海老ににんじん・ブロッコリー・りんご等を塩でいただきました。りんごは驚きでした。きっと塩もこだわりの塩かもしれません。
グットタイミングな頃合いに蕎麦湯が運ばれてきました。いやあー蕎麦もおいしいけれど、蕎麦湯も最高です。蕎麦粉をたくさん入れてあるのでしょう。
しっかり全部いただいてしまいました。
とっても満ち足りた食事でした。
はりこし亭は江戸時代末期に造られ、藍染業を営んでいた築140年の古民家を移築したものです。
南佐久地方の郷土料理の「はりこしまんじゅう」が名前の由来だそうですが、北佐久生まれの私はこの「はりこしまんじゅう」がどんなものなのかしりません。
建物の柱には、懐古園のケヤキが使われているのだとか。
はりこし亭はお食事処です。昼は予約はいりませんが、夜は予約制です。
おいしいお蕎麦や「おに煮かけうどん」「おはぎ」などの郷土料理がいただけます。
そしてバイタリティーあふれる女将さんに是非会いに行ってください。
そして中棚荘は島崎藤村が愛したお宿です。こちらもステキなお宿ですよ。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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