大寒である。ここしばらく寒さが緩むという。青空が見えるとうれしい。
この寒い季節、人は心も家にこもる。
寒いのはイヤということになるらしい。
大寒頃には「暖かい家が欲しい」と来社される方が多い。
離れを建てたいというお客様が1組に新築したいというお客様が3組み大寒になった日に集中した。
「住みごこち」のよい家をつくらせていただいている当社。
見えてくださるお客様は、私たちの知らない所で当社で建てさせていただいたお客様と接点をもたれているらしい。
最初はわからないけれど、お話をしていくと、あの方この方とわかる。
ОBのお客様が満足なされているのをみていらっしゃるのである。
寒さ厳しい信州は暖かい家にあこがれる。20数年前まで暖かさを売りにできる住宅はなかった。
しかし今やどこも「暖かい」をうたう。しかしその程度は千差万別である。
そして数値が物を言う時代である。しかしモデルハウスの数値が、自分が建ててもらう住宅になるかはわからない。
そして数値が良い=住みごこちが良いにはならないことを肝に入れて欲しい。
建てる業者がどれだけの誠意を持って施工するかにかかっているとも言える。
最近、廃業や倒産された大工さんや工務店さんの建てた家のリフォームに伺うことも多い。
お客様には申し上げられないが、十分な下地も入っていないし・・・・・、と悩むこともしばしば。
下地の数が少ないということは・・・・材料も手間もかかっていない。出来上がってしまえばお客様には見えないとこ。
安くていい物はない。高い安いは払った金額に見合ったものかで決まる。
予算に合わないからと安易に低価格に飛びつかないことが必要だと思う。
家にかけるたくさんの夢や希望、そのすべてをかなえると思いがけない数字が出てくる。
現実の中で何が本当に必要なのか、何が欠かせないのかを整理しなければならない。
素敵なキッチンも生活が始まると、味方は変わってくるはず。掃除のしやすさだったりが優先するかも・・・・・。
家のつくりを無視して、床暖房を入れられても、ランニングコストの請求書を見て、スイッチを切られる方もいるはず。
しっかりとした器があれば、わずかな燃費で快適な住みこごちが得られる。
お宅で建てればよかったわ、というお客様に何人も出会う。最初から尻込みしてしまった方もおられれば、まお見積りして予算が合わないからと止められた方も。
最初はお宅より安かったのに、建てている途中でいつしかお宅の数字を超えてしまったのだとか。だけど満足できる住みごごちにはならなかつたと。
当社は最初からすべての物を入れたお見積しているから、変更がない限りそのままの数字になるようにしているし、当社のモデルハウスで体験宿泊した方は、その違いに愕然となされるらしい。
暖かさにもランクがあるのです。いまどきですから、燃費を使えばそこそこ暖かい家になるでしょうね。
でもどこからともいえない忍び寄る寒さ、ストーブを消した途端にスーッとしてくる感覚。
それは決して「住みごこち」のいい家ではありません。
予算が合わなければ、ご相談くださいね。最良の方法をご一緒に考えましょう。いろんな提案をさせていただきます。
「住みごこち」のいい家は家族を幸せにします。
どんなに外が寒くても、帰れば暖かい家が待っている、と言われたお客様の言葉を思い出します。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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