簡易包装がうたわれて久しいが、まだまだである。ご贈答の菓子折を持参の風呂敷に包むべく広げて待っていたら、店員さんがお包みしましょうと申し出てくれた。
表と裏が色違いの風呂敷に包まれた菓子折を見て、私は内心ギョツとしたのでした。
縦結びなのです。たしかに裏地がアクセントになって十文字がとってもきれいなのですが・・・・・。
40代前半とも思えるこの世代に、縦結びはいけないという常識は伝わっていないのでしょうか。
核家族になって、年寄の知恵が伝わらなくなったということなのでしょうね。
車に戻りあらためて包み直しをしました。
あるイベントで仕切っていたのは30才前のお嬢さんでした。初めてお手伝いで参加した私は、何に手を出していいのかウロウロするばかりでした。
デザートのりんごでも剥いておきましょうか、とお聞きしましたら「色が変わるから直前に」とごもっともなご返事をいただきました。
ハイー、直前には剥きましたが、薄い塩水にちょっと浸けるという信州の常識はありませんでした。塩水に浸けると変色しないから、早めに剥いてもОKなんです。
私もおばさんどころかおばあさんになったとえらく実感したのでした(笑)
本屋さんの店頭には「ちょっとした掃除」やら「料理」のコツなどの本がいっぱいですが、やっぱりこれは人から人への伝授ではなくなってきたということなのでしょうね。
まあーもっとも私も立ち読みしますけれどもね。
和室の障子の下に綿ぼこりがからんでいませんか。私は爪楊枝で掻き出していましたが、きれいにとれません。
立ち読みした雑誌に、障子の敷居に輪ゴムをかませて行ったり来たりさせると良いとありました。私はこの部分を読んだだけでこの雑誌購入しちゃいました、ダメ主婦です。皆様も試してみてくださいね。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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