知り合いがこのところ浮かない様子。なんでも親が残してくれた負の遺産が原因らしい。
なからいい場所に土地を持っていると、アパート経営の話が持ち込まれるらしい。自家用野菜では埋めきれな程の先祖伝来の土地は、もて余しているから。
営業トークはすばらしかったようで、小耳にはさんだ私が、リスクを言っても耳を貸さなかった。家賃保証があるからと、その言葉にコロリだったかも・・・・。そこが危ないのになあー。
企業30年説って昔かるあるのにー。
最初は順調だったかもしれないが、何年かに1度訪れる私には空き室が多そうなのが気になっていたのだったが。
家賃保証があるから・・・・・いいのかしら。
ご子息に話を聞くことがないままだったけど、先日間接的に話を聞いた。
家賃保証・・・・つまり返されたという表現だったけど・・・・もなくなり、ローンの返済に追われているとのこと。
ふつうのアパートではなく、マンスリーと呼ばれる単身者用だから、潰しがきかないから始末が悪い。
親だって、こんなことになるなんて想像してもいなかったに違いないけれど、あの建物がローン完済まで、稼いでくれるなんて思えない。
不動産に携わる友人の中では、早くから手を出すのは危険と言われていたのだが、こんなにも早くに破綻してしまうなんてと心が痛んだ。
子供の学資にお金がかかる時期でもあり、大変なんですと言ってられたとか。
話を聞いた本人よりも、私のほうがその深刻さが理解できたかもしれない。
住む人がいなくなった親の土地を処分するしか方法がないかもしれないわねえ・・・・・亡くなった親だって許してくれるかも。
30年先誰にもわかりません・・・・長いローンを組んでのアパート経営は避けてください。良かれと思っても、残された家族には負の財産になる可能性が大かもしれません。
貸家の需要は地域の動向によって変化していくものですから・・・・。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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