無差別読書をしている私。積み上げた本を上から順に読んでいる。
しかしこのところ読み応えのある本に出会えてうれしい。私に本をまわしてくださっている方に感謝してしまう。
百田尚樹著「永遠のゼロ」は多くの人に読んでもらいたい本である。少なくとも今60歳以上の人には是非にと願う。
60歳以上だと、この内容の現実の部分になんらかの接点があるからである。
こんなことがあったのかと、今まで私が知ったことがパズルの穴を埋めるように埋まっていくのである。
ただ・・・・時間がない!!
当事者の年齢のほとんどが90歳をすぎるのではないだろうか。
この物語は祖父という人間の過去を知りたいという姉と弟が60年前の飛行機乗りの祖父の戦友たちを訪問し聞き取りをするという形で進められるのである。
祖父はゼロ戦乗りというか・・・・・私はこの本を読んで戦闘機は、その役割によっていろんな種類があることを知りました。
ここでそれをすべて書いて説明できるボリュウムではありませんが、ここを知ることが、日本がした戦争が見えてくるのです。
なぜゼロ戦と呼ばれたか?・・・・正規採用になった年が皇紀2600年(昭和15年)だったから、末尾のゼロをつけたのだと。
だから前年の物は99式艦上爆撃機だったのだそうです。
このゼロ戦は旋回と宙返りの能力の高い、まことに素晴らしい戦闘機で3000キロも飛べたのだそうです。開戦当初は世界最高速度だったとか。
だから真珠湾攻撃の後しばらくは、日本は勝てていたのではないでしようか。
考えようによっては、この飛行機があったばかりに・・・・・・そんな思いもしました。
この本を読み進むうちに、戦争の恐ろしさを改めて知るのです。
志願兵と召集兵の違いも知りました。
長くなりましたので続きはまた。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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