オリンピック...この国の閉塞感打破
東京にオリンピックが決まった。前回の招致の時とは空気が随分違ったと感じた。
この国の閉塞感が打破されるかもしれないという期待かも。
アフリカ・アジアとオリンピック外交も熱心だったし、他の都市の事情も少しずつ変わっていって、いつしか東京が本命という雰囲気になっていたはずだった。
ここにきて汚染水、そして直前の少し大きめの地震。
会見する都知事の「安心・安全な・・・・」なの説明も表情も苦しそうであった。
前々日の現地からの中継で、マドリードの会場にはたくさんのメディアがいたのに、東京会場は閑散としているのを見て、これはもう「汚染水」に完全に負けたと思えた。
私はチェルノブイリは遠方のことと考えていたのかもしれないから、ヨーロッパの人々の感じている脅威とは格段の差があるのは事実であろう。
連日の汚染水のニュースは厳しい現実だった。
首相の「0.3平方km内に・・・」の言葉。
重い・・・・重い言葉だった。
どちらにしても、国が責任をもって・・・・、ということは、これからの福島原発の終息までを責任を持つということは、国税の投入にほかならない。
原発の危険を見ざる、聞かざるしてきていた私たちの責任であるから、国民全体で支えなければならないと思う。
しかし、今後の我が国の原発をどうしていくか、オリンピック招致を機に国民みんなが真剣に考えようではないか。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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