この頃読書する時間が少ない、なにをしているのかと聞かれれば、ひたすら料理をしているのである。食材にはことかかないから。
あまりにつくり過ぎてしまった料理に、息子ファミリーを呼んで消化してもらった。
主夫に言わせると何にも無い、と心配の様子であるので、冷凍庫から煮物の類を出した。こちらも満杯なのである。
上京する折、バツクに入れた本があんまり面白くて、帰宅して夜中に目が覚めたのを機にまた読み続けたのである。
こんなに一気に読ませる本ってあんまりない。
角川文庫の北林一光著「ファントム・ピークス」
北林氏は1961年長野県生まれ、2005年にこの本は第12回松本清張賞最終候補になったという。
次回作を書いている中で、癌になり2006年に亡くなっている。この作品は友人たちの手によって単行本化されたのだという。
小説の舞台は長野県安曇野。
超一級のパニック・エンタテインメントとある。
何が出てくるのか・・・・ハラハラドキドキできる。
過ぎたるご紹介は楽しみを半減させるから、あえてこの位で止めます。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家