ハエンのパラドールの朝日は素晴らしかったと、デジカメの画面を見せてもらいました。
本日6日目はトレドを経てからマドリットへ。
トレドまで223kmこの当たりはラ・マンチャ地方です。ドン・キホーテで有名。
三銃士、本好きなんだけど、大きくなってから読んだ記憶がないんだな。ただ5つ違いの兄が描いた三銃士の絵が飾ってあったので、馬に乗ったドン・キホーテを意識したのは5つか6つの時かも。
かっての旅籠のレストランで昼食、白い壁と地中海ブルーの腰壁が美しい、明るい街。レストランの近くで屋根も落ちた家がありました。ここもいずれ修復されることでしょう。
レストラン・・・ドアも腰壁も木製・・・周囲には木がほとんど見られないのに。
ギンガムチェツクのテーブルクロスとナプキンがかわいらしい。
ガスパチョのスープ・・・本当においしかった。3日間食欲がなくほとんど食べることができなかったけれど、これで復活。
メインはチキンのももの香草焼きでした。お皿からはみ出すようなボリュウムにびつくり、でも少しは食べれました。花型に焼いたパイにのせたアイスクリームのデザートも半分食べれたし・・・・よかった。
この後トレドに向かって、途中コンスエグラに。12世紀のお城と風車の街。シェスタの時間のせいか、人の姿も車もほとんどみかけません。
ここはサフランの産地で花は10月。
私たち以外誰もいない16世紀の風車を見ました。かっては麦を挽くためのものだったのですが、今は当然使われていません。でも風の向きにあわせて羽根をかえられるようにできているのだそうです。そう言われるとなんかの映像で見たような・・・・。
夏は暑く、冬は寒い土地らしい、今は辺りの雑草は枯れている状態、赤い大地と真っ青な空に石作りの円柱の白い壁に黒い屋根、大きな木の黒い羽根が良く映えている。
ラ・マンチャの男・・・・風車を巨人と思ったというストーリーについていけない私(笑)
ここの風車とってもいいシャッターポイントなんだけど、乗ってきたバスがじゃまなのねえ(笑)
トレドまで約1時間。到着前、高台から三方を川に囲まれた落ち着いた色合いの旧市街を見る。今まで見てきた街の中でもここの色調は特に渋く思われた。この川はタホ川と呼ばれ、ホルトガルに流れていく。
1561年に首都がマドリットに移るまで、政治・経済の拠点だったから。そうそうエル・グレコで有名なんだわ。
やっぱし1492年のカトリックによってイスラム教徒がいなくなったというのが、キーポイントなのね。ちなみに奈良と姉妹都市とのこと。
駐車場からエスカレータ6本で街に入る。この登り方を導入した人を偉いと思う(笑)・・・・だから有名な門をすべてパスしちゃったけど。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家