ここ何年も、この時期になると決まって首筋がかぶれます。それと同時に「水いぼ」が発生します。
真夏になると出ないのにその前後がいけないのよねえ~、私の水いぼ!!
この水いぼ、痒くなるとバクハツ、そして飛び散る、と増えるパターン。
その昔娘の水いぼの治療に通った頃、大騒ぎする娘に業を煮やしただろう医師が、ピンセットで頭をつまんでつぶして消毒すれば・・・・と教えてくれた。
ふ~んと納得して、自分でそうしていた。本当に長いこと。
昨日、首筋のかぶれを見てもらったついでに、手首の水いぼを診てもらったら、
「大人に水いぼはできません」と断言された。子供だって毎年出ませんそうで、これはなんなのよねえとあらためて、我が「水いぼ」を眺めた。
つぶすと、とたんにかゆみが止まるんですよ、と言ったら「そんなことしてはいけません、化膿しますよ」・・・・いゃあ30年前あなたが・・・・とは言いませんでしたが(笑)
まあ水いぼでなくて安心したわ。小さい子供に接する時いつも気にしてたのよねえ。
判で押したようにこの季節・・・・医師は「毛虫じゃあないですか」と私の全身に鳥肌が立つ言葉を口にした。
木の下に入りませんでしたか?う~ん身に覚えがないわけではないが・・・・毎年毛虫だったの(泣)。
診察の後、待合室に友人がいた。
友人はご主人と自分の両親をつい最近見送った。肩の荷は下りたけど、気持ちの張りがなくなったと、そして最近の介護の現場のホットな情報を教えてくれた。
それにしても私たちの年代は野垂れ死かもよ・・・と友人が言った。
数の論理から、絶対的に看てもらう人数の方が多いし、その頃には今以上に家族制度が変わってくるだろうし・・・・。
ヘルパーさんが行っても、誰も出てこないお宅もあるんですって、と友人。
う~ん、だからヘルパーさんなのよ、と言い切れない事情が山積みのようで、まあお互い「連れ合いを大事にしておきましょうね」と別れたのでした。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家