確かに雨は待っていたけれど入梅とは驚き。天気図を見て、前線がないのに梅雨なのと思ったのは私だけではないでしょう。
3日も続けば太陽が恋しくなるのに、1ヶ月で梅雨が明けたら長い夏に閉口するのでしょうね。
そんな梅雨入りを予感して、大型粗大ゴミの処分をしました。
納戸の中の赤ちゃん用の箪笥。なぜここに置いたのか、全然疑問に思わなかったのが不思議・・・・この箪笥のおかげでどれだけ不自由だったことか。
長女が生まれた時のものだから、今風の合板ではなく躯体や引出が無垢の木で出来ていた。たしかにもったいないといえばもったいないが、嫁さんにも一応聞いたが、箱物を増やしたくないのは誰でも同じ。
その箪笥の横手から出てきたのが「裁ち台」嫁入り道具のひとつだったが、私でもあることさえ記憶になかった。
裁ち台とは、和服を仕立てるときに使う物。もちろん使ったこともない、嫁に来て縫ったのは浴衣1枚だけだもの。開いてみたら着尺の割り振り方の図まで付いていた。
こんなの今いる人いるかしら?
即処分するには、持たせてくれた親心を考えると心の整理も付かず、スキスキした納戸にしまいこんだのである。
台車の方向性が悪いトランクも、どういう訳か集ってきてしまった漬物桶も適量に近づけるべく処分の対象にした。
それでもここにこんな物が入っていたの、と驚くから、やっぱり持ち過ぎはよくないわ。
すべての部屋の床が見えるように・・・・まあそれが最低目標かな。
使えるかではなく、使うかどうかの選択。自分の残り時間も考えてのこと。
そして今まで手がつけられなかった物・・・・料理のレシピの山。
野沢菜漬・フナの甘露煮・ナスの辛子漬け・新ショウガの甘酢漬け等々、適当に作るよりも、きちんとした分量の方が安心していられるはず。
どこにメモしてあったっけ、とノートを探すのも例年のこと。
味噌部屋の壁には、自家用の味噌の分量が書いてある。うまい方法だわね。私も野沢菜漬の分量ここに書こうかしら。
料理本の類もいい加減減らしたい・・・・パソコンで管理をしたい。
いままでノートに書いたり、張ったり、カードにしたりと工夫をしてきたけれど、探す手間を考えると今一なのに加えて、置き場所も嵩張るのね。
ワードで打ち始めたけれど、なんかまだ試行錯誤の世界。
まあーなにごとも程ほどのストックにしなくちゃあねえ。
まあそれにしても、私の財産の少なくなってきたこと、褒めてあげたい。それにしてもどれだけ増やしてきた事か(笑)
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家