馴染みの本屋さんから電話をいただきました。「エイラ」の続編が7年ぶりに出版されましたと。
一瞬「エイラ」と気付くまでに時間がかかったのは、したすら時間が経っていたから。確かに完結はしていなかったわ・・・・と古い記憶をたどったのでした。
この本1冊が2.500円位で、1話が上下2巻かもしくは3巻になっている。たしかそれだけの大作が矢継ぎ早に出版されたから、1話ごとに翻訳者が違うというのも、興味深かったはず。
たしか5話出ていたはず、今回完結編ですの言葉に「お願いします」と即答。
古い名簿が生きていることに、びっくりもしたのだったけれど。
あわてて読みかけの「椎名誠」の本を読み終えて、「エイラ」の本を探しに行った。
隣の部屋の本棚かと思ったら、いつの間に下の本棚に移動していた。さすがの豪華本だったから、夫の選別にも残り母屋に置いてもらえたようだ。
このところ部屋の本を減らすためには、読み終えるが一番とばかりに拍車をかけていたけれど、それも一休みせねば。
エイラ・・・・地上の旅人
3万年前のヨーロツパの最後の氷河期の終わり頃か。ネアンデルタール人からクロマニア人の過渡期の物語。
最初に読んだのは30代だろうか、2004年から出版されたのは完全版である。
結局分厚い本は13冊あった。新作を読む前に、もう1度読み直したいと思ったが、かなりの時間を要しそう、それでも思い出すために最初の1冊を読み始めた。
かなりの厚さだから、寝て読むには大変なのである。
読み返すとこれがまた新鮮な境地で読めてしまうのだなあー、これを読んだ10年前のあわただしい日々がまた思い出されたりした。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家