車社会に生きてるせいなのか、電車の路線には弱い。それが地下鉄ともなると全然理解の範囲を超える。
最近はお出かけ前にネットで検索して行く。お江戸に電車で出かけることは年に何回もないから覚えるよりも忘れるほうのスピードが速い。
だから「東京の品川駅って、品川区にないんです。知っていました?」なんて見出しを見ると、読んでしまうのです。
長野労基の4月号の「ひと口コラム」は今回はそんなテーマです。以下そこから引用です。
地図をよく見てください。当然品川駅は品川区にあるものだと思いがちですが、実際は港区にあります。
明治5年10月に新橋~横浜間で鉄道が開通しましたが、その開通に先立って6月に品川~横浜間で仮開業したそうです。
その品川駅建設に当たって、江戸時代に東海道の宿場町として栄えた品川宿が鉄道に客を奪われるということで駅建設に反対し、その結果、品川駅は品川宿より北(港区内に)建設されることになったということです。
なお、品川駅の南隣に位置しているのに、北品川駅(京神急行電鉄)があります。
北品川駅は明治37年に開業し、当初品川駅と名乗っていたそうですが、本来品川と呼ばれた地域の北端に位置することもあって、現在に至っています。
ちなみに目黒駅も品川駅同様目黒区にありません。品川区にあります。
以上引用終わり。
その昔・・・・鉄道が通り始めた頃、反対しての話はよくありましたね。
駅ひとつ、道路1本で町は変ってしまう実態を数多く目にしてきました。
古きから新しきに変っていくといってしまえばそれまでですが、微妙なんですよね。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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