食器戸棚から、ここ何年も使ったことの無い食器を移動させましたら、大分せいせいとして使い勝手がよくなりました。
あればとか、いつかというのは、私の年齢では無いものと割り切ることにしました。
スプーンやフォークの数も制限しましたら、出し入れが簡単になってきました。
昨夜思い立って、流し台の下の調理道具をチェックしました。ここ何年も手にしたことのない道具類を移動させました。
ここしばらく意識していてそれでも使うことがなけれは処分するつもりです。
今朝朝食の後、春休みで来ている孫娘が、「ゆで卵が糸できれいに切れるんだよ」と教えてくれました。まるで私がゆで卵をカットする道具を移動させたのを知っているかのようです(笑)
まあどう考えても私の料理にゆで卵をカットするレシピはこれからも存在しないことでしょう。
パソコンに飛びついている孫娘に付き合って、隣でドレッサーの引出を整理しました。
食べ物の消費期限には敏感に反応するのに、化粧品の消費期限ってそれほどに思っていないですよね。
化粧品にかぶれてから、今使っているシリーズ以外のものには手をださないことにしていますので、試供品もいただくのを遠慮しています。
それでもなんだか賑やかなので、消費期限が十分過ぎただろうものは処分しました。
最近ふろしきが見直されています。菓子折りもふろしきに包んでと心がけているのに、出先からでは、それもできずにということも度々です。
ふろしきを入れている引出もみなおしです。ちりめんのものと、大きめの木綿のふろしきは残しています。
和ダンスの引出には何枚かの大きなふろしきを入れてありますが、これは15歳の時に火災にあってからなのです。
いざっと言う時に持ち出すために(笑)
この年齢になれば命だけで十分と思えますが。
でも、無ければいいのが災難なのですが、いざ物を持ち出す時には大ふろしきは役にたちますよ。
どういう訳か、20年前のお給料の袋が出てきました。さすがに全額は入っていませんでしたが、少しニコッとしてしまいました。振込になった今では考えられないシ・ア・ワ・セですね(笑)
ところでいざという時、あなたは何を持ち出しますか?
15歳の日に何もかも無くした私が、シュミレーションし続けた物・・・・思い出の品でした。
アルバム・日記帳・・・・15歳の日の残したかった物
今・・・・命の次にはお位牌かな。
15歳の日・・・前のお宅の奥さんが位牌を持ち出してくれたのだそうです。
母も私も留守の日のできごとだったから・・・・・兄に言わせれば、それだから命があったとのこと。
もっと若い日には、着物も持ち出したい物だったけど、今は物欲ないものね(笑)
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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