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キッチンは中身カラッポの商品(?)

 今月に入って、ボイラーやストーブの修理依頼を数多くいただきました。少し調子が悪いわあーと思っていても暑い季節は我慢ができるものも多いですから。

 今年は急激な寒さがはやばやと到来しましたから、皆さんあわてられたご様子です。

 家族や親戚の集うお正月休みに万が一故障したらどうしょうとこの時期決断されるらしい。

 もう寿命だから、エコキュートに変えるわというお客様もあって、熊谷さんは連日びっちりと予定が詰まった。

 あわせて水栓の修理依頼も入ります。パッキンの交換でよかったのは昔のこと。今は水栓そのものを替えなくてはならないこともあります。でもねえキッチンに占める水栓の割合って決して低くはありません。

 家一軒分の時は割りと目立ちませんが、水栓を単品でとなると、意外と「わー高い」気分になること請け合いです。

 あーこんなことならもっと単純な水栓にしておけばよかったと!!

  手を伸ばしてレバーにしがみつくような小さいお子さんや、勢いのある中高生の男の子のお宅で壊れるのが早そうです。

 実は我が家の水栓も止め位置によってはそろそろかなーというレベルです。実に戦線恐々とした気分でいるんですよ(笑)

 これを替える時に単純な物にできるかが問題です。

 新築される時、キッチンにこだわりを寄せる方が多いですが、私の長年の経験から言うと「掃除しやすさ」が一番。

 使えば必ず汚れます・・・・汚す・きれいにするの繰返しです。そこにストレスをためないために、掃除しやすいという観点で選ばれるとベターかなと思うのですが。

 私の友人に毎日「五徳を洗い・ガス台からキッチンバネルにレンジフードまでスホンジで拭いている」というすばらしい方がいます。

 私はそこまでできません。五徳と受け皿はストレスの塊みたいでした、IHに替えた時は心底ホッとしたものです。

 キッチンのお値段さまざまですね。最終的にはキッチンって中身カラッポのものですから、汚すと困ると言って飾っておかないでくださいね。

 所詮は消耗品・・・と考えられる程度の物にして、人生の節目でリフォームするというのもひとつの選択かもしれません。

 先日80代の一人暮らしの男性のお客様がキッチンを新しくなされました。食事を自分でつくられているからこそのご判断のようでした。

 ショールームに足を運ばれ楽しく選ばれました、すばらしいですね。


                          依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

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