出入りがしやすくバリアフリーの1階が新居になったご両親からのコメント 寝室のすぐ向かいにトイレ、左に洗面、その奥に浴室と生活のすべてがワンフロアで完結でき、リビングからは公園の緑も望めます。函館から札幌に引っ越してきて1年と、まだ街全体には慣れていない面もありますが、孫と暮らせるのはやはり幸せです。親孝行してもらったと思っています。 お施主様コメント 完全分離した二世帯住宅だと、親世帯の状況がわからないこともあると思ったので、その辺は設計士さんに考慮してもらいました。普段はそれぞれに暮らしながらも、子世帯家族が帰宅した時には両親に「ただいま」と声をかけたり、リビングをのぞいたり、週末には1階リビングでご飯を6人一緒にたべることも可能になりました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップ竹内建設
中二階の構造を活かした、二方向の水回り動線で生活時間帯の違いをクリア 1970年代の建売としてよく見られた車庫上に中二階の部屋があるスタイルの中古戸建を購入されてのリノベーションでした。コンクリートの車庫を壊すとコストもかさみますので、残したまま効果的に使うことが検討されました。 玄関や水回りは共用で、1階を親世帯、2階を子世帯の居住空間にしました。この住み分けをベースに、プランを考えました。ポイントは、ご主人が夜遅くに帰宅されても、1階のご両親の暮らしを妨げることなく、中二階の寝室に上がれ、ご主人気兼ねなく入浴できること。高齢なご両親にとって、水回りやトイレが寝室と近いことや、近いがっての面でも大きなポイントになります。 親世帯1階 2面採光で明るいLDK。キッチン作業台にもできるカウンターテーブルは、お母様がLIXILショールームで見初めたお気に入り。リビングからも隣の寝室からも生きやすいトイレをはじめ、1階の建具は引き戸を基本としました。 子世帯2階 2階にLDKと子供部屋、中二階にご夫婦の寝室。寝室には玄関から2階に上がるみんなの生活動線と、1階のウォークインクローゼットに降りてゆく裏動線の二つがあり、後者はそのまま水回りにつながるアイデア動線につながっています。 共用部分 玄関にはたっぷりの収納を確保して、洗面・ユーティリティ・お風呂もゆったりと。暖房・給湯にはガスのエコジョーズを入れています。