屋根瓦葺き替え
古くなった瓦を取り除いたところ、予想通り、屋根の下地も劣化でかなり悪くなっていました。悪くなっている部分の下地をやり替え、屋根合板は全体的にやり替えました。「ルーフィング」という屋根の防水シートを全体に貼った上で、瓦葺きを行いました。
外壁板金
既存の外壁は、昔ながらの土壁で、雨や風による劣化のため、ところどころの土が落ちていたりしていました。当初、外壁はモルタル塗で、防水に塗装で最後仕上げる予定でしたが、周りの住民の方を配慮して、左官作業ではなく板金による仕上げにしました。樋自体もかなり劣化しており、勾配も不安定だったのと、施工する上で一度樋を外す必要があったので、一緒に交換しました。
玄関も一新しました!
元々、玄関も古くなって鍵が掛りにくく、セキュリティー面で心配されていました。外壁や広縁サッシなどが新しくなったのと、玄関周りの柱がなっており、修繕が必要だったので、今回、玄関もLIXILの玄関にして新しくしました!二重ロックになっていて、もしも仮にガラスが破られても、セキュリティーロックが可能なサムターンになっているので、鍵がないと開けることが出来ないモノとなっています。ポーチ部分や広縁の掃出し窓周りは、以前は高さが無かったので、大雨が降った時は水浸しになって、水が入ってくる可能性もありましたが、10cmほど高さを上げて、広縁の前も真砂土を入れて高さを上げたので、家への水の侵入を防ぎ、以前のポーチはコンクリート打ちっぱなしでしたが、中も外もタイル張りにしてオシャレにしました。道路より低いので、水が庭に溜まりやすい状況でしたが、暗渠を入れて排水経路を確保するようにしました。外壁、玄関と新しくなっているので、お客様も良くなりすぎて別の家のみたいになったと喜んでおられました。
寒いタイル張りの浴室から暖かいユニットバスに!
以前の浴室は、昔ながらのタイルの浴室だったので、床が冷たくて冬は寒くなっていました。浴槽自体も、表面の塗装が剝れて錆びていました。そこで、LIXILのユニットバスのアライズを入れてを浴室を新しくしたことで、床からくる冷えもかなり軽減されました!以前は灯油ボイラーでしたが、エコキュートになったので、湯船にお湯を張るのもラクになりました。また、洗面脱衣室も合わせて一新しました。以前は狭い空間に洗面台を置いており、洗濯機が置けないので外に置いてありましたが、隣の和室の床の間を無くして、洗面脱衣室の一部にすることで、広い空間になったり洗濯機も置くことが出来るようになりました。洗濯機の下には、もしも水漏れした時のために給排水一体型の洗濯パンを設置したので、水漏れの心配もなく、また給水も一体なので、邪魔な水栓が壁に付かずスッキリしました。洗面台は、LIXILのPVという洗面台を付けました。鏡の両サイドに、取り外し可能な小物が置ける収納棚があり、シンクの下も収納力たっぷりな収納スペースがあります。水栓も、シャワーにもなりホースで伸びるタイプなので、洗面台で髪を洗ったり掃除をするのも楽です。天井・壁はクロス仕上げで、床は水に強く拭き掃除がしやすいクッションフロアにしました。
トイレの位置を変更
以前のトイレは和式の汲み取り式で、位置も奥の方にありました。そこで、トイレの位置を変更し、洗面脱衣室の元々広縁の廊下だった場所に変更しました。大きめの窓が付いていたので、小さい窓に変更。トイレ自体はLIXILのベーシアにして、手洗いタイプにしました。クロスを、汚れにくいクロスにし、床は洗面脱衣室同様にクッションフロアにしました。以前トイレだった場所は便槽を埋めて潰し、収納として利用するようにしました。