先日、消費税アップ後の住宅ローン減税とすまい給付金の講習を受けてきました。
結論から言うと、消費税が上がる前と上がった後で大差はないと思いました。
消費税アップ後の取り組みとして大枠は二つ
住宅ローン減税の枠の拡大
すまい給付金制度
住宅ローン減税は現在でも10年間で200万円の控除がありますが、
消費税アップ後は倍の400万円になります。
減税と言われてもピンと来ないかも知れませんので年割に言いかえると
現行最大20万円の控除に対して最大40万円ですから年間20万円の得になります。
具体的なシュミレーションで675万円の所得の方が建築総額5000万円、
そのうちの4200万円ぐらいをローン組んだとすると、ローン残高に対して
1%の減税ですからローンがたくさん残ってるときほど40万円ほぼ満額に
近い控除が受けられ、そこからローン残高が下がってきた10年目に近いところでは
満額の60%ぐらい、額にして30万円前後の控除になって、
10年間で総額376万円(現行200万円に比べると176万円)お得になります。
消費税5%時と8%時で出る差額よりも減税効果の方がだいぶん上回る計算です。
ちなみに、これらは新築メインですが、要件を満たせばリフォームでも使えます。
建築総額が低い場合、消費税アップのほうが減税を上回る場合がありますが、
それに対して消費税8%時で10~30万円の給付金制度が出来ます。
(所得制限あります)
なので、二つの制度を利用すれば消費税アップ前と同条件でマイホームが
購入できるという仕組みになっています。
減税も給付金も「引き渡し時」が基準になります。
ただし、9月30日までに契約したものについては引き渡しが来年4月を越えても
現行5%の消費税率になります。
実際に消費税が上がることが確定してからの事にはなりますが、
慌てて駆け込まなくても減税&給付金で消費税分はじゅうぶん取り戻せそうですよ^^
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