今回の視察で、知ったこと。
市原交通刑務所は、日本唯一の交通刑務所で、受刑者は平均で1年9か月の刑期だそうです。
交通刑務所に来る人は、全国的に減っているそうで、平成13年以降の市原交通刑務所は、全国から受刑者が来る、国内唯一の交通刑務所だと言ってました。
高い塀に囲まれている訳で無く、フェンスがあるだけ。
建物にあるのも鉄格子ではなく、木材のデザインの面格子でした。
出所の2週間前に入る独房は、面格子がなく、逃げようと思えば容易に出られる作り。
あと2週間で出られるのに、逃げる人はいないといってました。
犯罪者とはいえ、大きな大きな過失で入っている人が、ほとんどです。
本職の犯罪者ではないので、こういう扱いになっているのでしょう。
私も若かりし頃、飲酒で車を5台壊して、2人に怪我をさせた事がありました。
あのとき、1人でも亡くなっていたら、ここに来ていたんだろうなと思うと、自分の幸運を感謝しました。
入口で、携帯もカメラも全て持ち込みできませんでしたので、画像はありません。
独房の本棚に、子供や家族の写真を飾っている受刑者が結構いました。
そのうちの、1人は、可愛い2人の女のお子さんの写真でした。 涙が出そうになりました。