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私が清水に居た、平成2年から4年頃、一緒に仕事をしたMさんは、イトーヨーカ堂の創業者の伊藤雅俊氏の従兄弟でした。
伊藤雅俊氏は、ニュースにも出てきましたが、まだご存命だったんですね。
伊藤氏とMさんは、母親同士が姉妹だったそうで、『俺の生まれた頃は、イトーヨーカ堂は、小さい店が1軒しかなかったんだぜ』と言ってました。
伊藤氏の店は洋品店で、Mさんの生家は呉服屋でした。戦前の呉服屋は、羽振りが良かったそうです。 戦争の拡大と共に、店員がどんどん出征して、戦後は和服を着る時代ではなくなりました。今日のニュースで、セブンイレブンの鈴木敏文会長が退任するのが、臨時ニュースでも流れていましたね。
鈴木敏文氏の名前を初めて知ったのは、地元の北朝霞駅前に、イトーヨーカ堂が出店を計画して、駅前に土地を持っている我が家へ、買収交渉に来た人が持って来た、会社の案内資料でした。
鈴木さんは、セブンイレブンの大成功で、組織内で絶大な権力を持っていたようですが、所詮はサラリーマン社長だったんです。
オーナーの意に沿わぬことをすれば、切られてしまうんです。
鈴木さんは、自分の息子を後継者にしようとも、していたようですね。
大企業と言えども役員会のえげつなくて、信じられないような言葉の応酬については、その場に居合わせた者から聞く機会もありますが、今回もすごいやり取りがあったんでしょうね。
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