不動産で土地の購入を検討されるとき、もしくは私たち建築屋が土地から住宅を検討する際、土地の大きさや用途地域、水道・下水・ガスは入っているか、などを主に調べて検討します。
今後エコハウスを建てていく上では上記の情報だけでなく、その土地の風の方向や降水量、日照時間も調べると設計にさらに活かすことができるようになります。
弊社でも取り組み始めたばかりで大きな声では言えませんが、建築用設計気象データというところからその土地の気象データを知ることができます。それを利用し、その土地の風の流れを利用することを考えるようになりました。
☆取手市の年間降水量☆
☆取手市の日射量☆
一例ですが、上記のような月単位のデータを出すことができます。
降水量で言うと、取手市は梅雨の時期よりも4月のほうが多いようです。工程の参考や雨水を利用する計画をするなどここからも考えらえることは多くあります。
日射量で言うと、3~5月が高いことがわかります。太陽光を計画するときには必要な情報となります。
こういったように、目に見える情報だけではなくそれ以外の気象も住宅を建てる上で大切な情報であることを学ぶ必要もあるんだと実感しています。