※しばらく更新ができずに申し訳ありませんでした。
さて、今回は「屋根・外壁の再塗装」のお話です。
「住宅は一生の買い物」とよく言いますよね。
しかしながら、住宅は耐久性が高いというだけで、厳密には消耗品です。
どんなに優れた住宅でも、経年劣化は避けられません。
普段皆様にお世話になっている物件も経年劣化による機能の低下、故障がほとんどです。
そして!見落としがちなのが屋根・外壁の塗装!
屋根や外壁塗装は太陽光や雨風にさらされ続けるため、
定期的に塗り直しが必要という事をご存じでしたか?
★ 劣化の進んだ外壁は、指で触ると白い粉がつくようになります。
これを「チョーキング現象」と言います。外壁にタイルが貼ってある住宅では
ほとんど見ることはないと思いますが、近年の住宅の外装材では約10年に
一回は屋根・外壁の再塗装が必要といわれております。
では、どんな感じの工事になるのか?
★ステップ.1 「足場かけ、シート張」
塗装用に外壁の周りにぐるっと足場をかけます、また、
塗料が近隣の住宅に飛沫しないように、防護シートもしっかり貼りますよ!
その他、現場に応じて周囲が汚れないようにする「養生作業」をします。
※写真は塗装途中のものなので、部分的に再塗装の色が見え隠れしています。
★ステップ.2 「高圧洗浄・色合わせ最終確認」
現在の塗装のままだと色が乗りにくかったり、剥げやすくなってしまうので、
一度高圧洗浄機で洗い落とします。そして、カラーサンプルと照らし合わせ、
最終的な色合いの決定をしていただきます。
★ステップ.3 「下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回」
高圧洗浄できれいにした後は、下地を塗り、下塗り・中塗り・上塗りの合計
3回の重ね塗り塗装をしております。
また、外壁に合わせ、屋根の端の板金、雨戸、雨樋、庇なども塗装します。
下の写真は塗り終えた雨戸を並べて乾燥させているところです。
★工事完了!暖かくやさしい感じのベージュ系をベースに、
少し濃い目の茶色でメリハリのある仕上がり!