こんにちは、西川です。

みなさんのご自宅のお庭には枕木を使っていますか？

そもそも枕木とは何ぞやとのことですが、昔の鉄道のレールの下に横に敷き並べていたアレです。レールを固定してその間隔を一定に保ったり、鉄道車両の荷重を線路に敷き詰めた砂利に分散させる働きをします。

現在はその木製の枕木もほぼ全てがコンクリート製になっているのですが、その当時の木製の枕木をJRが販売してそれをエクステリアに使われる事が流行っていた時期がありました。

昔は鉄道に使われていた枕木ですが、お庭にあるだけで周辺のイメージがナチュラルに温かくなったり、木のぬくもりを感じられる優しい雰囲気にもなります。

玄関前のアクセントや門柱に設置したり、玄関と門を結ぶアプローチに使用するなどお庭だけでなく、駐車場や通路、花壇やベンチ、はたまた公園などの公共機関でも使われています。

枕木は木製なので、どうしても湿気に弱く土の上に直接敷くと腐りやすくなるのですが、代わりに砂利の上とかに敷くと長く使えます。

また天然の枕木はシロアリの大好物なので、予防のために2～3年に一度は防腐剤入りの塗料を塗らないとシロアリが食い尽くしてしまいます。

今回工事させていただいたお客様のお宅は枕木（天然木）を設置されてから10年程経っていて、経年劣化で一部穴があいていたので取り替えたいとのことでした。

それで、こちらがご提案させていただいたのがその天然木の枕木をコンクリートの枕木に交換するというものです。

当たり前ですが、コンクリート製のものは木材に比べると耐久性や耐腐食性に優れていて、最近のものは天然木のものと見比べがつかないぐらいリアルになっています。

before　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　after

3ヶ所コンクリート製の枕木に交換させてもらったのですが、周りの枕木と馴染んでいてどこを替えたのか全くわからないでしょ？

お客様にも満足していただけてよかったです(*^^*)

みなさんのご自宅のお庭に枕木があったら経年劣化で傷んでいないかチェックしたり、こまめなメンテナンスをお勧めします。

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