最近外壁塗装の依頼がバンバン入っているライファ今治なんですが、お客様のところにお伺いすると50人中37人ぐらいに聞かれることがあります。
「外壁塗装に補助金あるの?」
こんな感じで「?」を付けて聞いてくれるならまだしも「あるんでしょ!」と決め打ちされる方もいらっしゃいます。
そんな話をどこで聞いてきたのかと思って自分の携帯を触っていると「外壁塗装で助成金をもらわないと損!」「助成金で〇〇万円いただきました!」なんて書かれた広告が出るわ出るわ!
早速一般人のフリしてタップしてみました(笑)
まずこんな感じのLINE的な画面に誘導されました。屋根と外壁の面積や状況を聞かれるだけで、助成金の話は一切出てきません...。
※一部モザイクで隠しています
たくさんの質問に答えた最後に「ショートメールで見積りを送るので電話番号を入力してください」
何とも怪しい...。でもここまで来たら引き下がるわけにはいかない!
090-〇〇〇〇...。入力すると数秒後すぐに電話がかかってきました!(笑)
「〇〇ですが、近藤さんのお電話でよろしかったでしょうか。そちらの地域の塗装店は〇〇になりますので...」といきなり業者の紹介から始まりました。
待て待て!助成金わい!とのことで話を途中で遮って聞いてみると「今治市ですか?ありませんね」何ともさっぱりと言われました。しかも即答でした。
結局、外壁塗装で助成金なんて無いんです。少なくともこの今治市では。
そこからは先程紹介された3社の業者さんから電話ラッシュです。
ちなみに2社は松山、1社が東温市の会社さんでした。どうやら今治の会社は紹介していただけないようです。
こちらとしては助成金のことが知りたかっただけなので「今治市民としては今治の業者さんにお願いしたかったので」と、溢れる今治愛を盾に全てお断りさせていただきました(笑)
これでこの話は終わり...、とはいきません!!
何と後日、ぼくの自宅まで押しかけて来た人がいたのです!
ご存知の通り、ぼくの休みは平日です。それを見計らってというわけではないんでしょうが「ピンポーン」とインターホンが。
「〇〇ペイントの者です」ん?どっかで聞いた名前だぞ。と記憶を呼び戻すと、先日紹介された松山の業者さんでした。
話を聞くと、たまたま今治に来ることがあったので寄ってみた、とのこと。
今治市の仕事以外受けないライファ今治の人間からするとわざわざ遠くまで車を飛ばして来るのが当たり前の会社ってアフターサービスが心配でなりませんが、そこはグッと抑えて対応をしてみました。
〇〇ペイント(以下:P)「せっかく来たんで採寸させていただいてよろしいでしょうか」
近「はぁ...、どーぞ」
P「1時間ほどかかりますがよろしいでしょうか」
近「採寸するだけですよね?そんなにかかるんですか!?」
P「ご心配いりません。近藤さんは家の中にいらっしゃって結構ですので」
近「ちょっとこの後出かけたいんですけど」
P「では今日採寸させていただいてお見積りを出させていただきたいんですけど、次回ご自宅にいらっしゃる日ってわかりますか?」
近「来週の水曜日であれば大丈夫ですけど」
P「わかりました!では来週の水曜日の10時にお見積りを持って来ますね」
1週間後...
やって来たのが10時15分ぐらいでした。
わざわざ松山から片道1時間かけてくるんですし、15分ぐらい遅れようがぼくは何も言いません。
まずは先週撮った写真を元にぼくの自宅の現状を説明してくれます。
「ハフ?ハナカクシ?それ何ですか??」てな具合にぼくもここは何の知識も無い素人の演技をします(笑)
家の現状だけでなく、会社紹介の資料もありそれはそれは立派なものでした。敵ながらあっぱれ。
ただ、その「今すぐ塗らないと家がダメになりますよ!」的なビビらせ方にちょっとガッカリしました...。ぼくはここでは素人のフリをしてはいますが、もちろんプロなのでそれがどういう状態かはわかってます。まぁでもこれが本当に素人の方なら乗せられるのかなとも思いました。
塗料別に2種類(ライファ今治は5種類程度作ります)の見積りを作ってきてくれたのはありがたいのですが、その特別良いと言う方の塗料でもうちで扱う松竹梅の梅クラスでした。
ということは、この会社の通常取り扱っている塗料となると...。10年は確実に持たないでしょう。
ぼくが外壁塗装の依頼をいただいたお客さんに最初にいつも聞くのが「飽き性なので度々色を替えたいですか?」「一生とは言いませんが、できたらもう今後メンテナンスしなくていい方がいいですか?」ということ。
100人に聞いて98人ぐらいが後者。
ぼくももちろん同じ考えです。ぼくの顔がその飽き性の雰囲気を醸し出してたのかもしれませんが、この10年も持たない耐候性が無い塗料はそういう人に持ってくるものではないですよね。
その場での即答は避けましたが、翌日からは電話ラッシュ...。
このやり方を「熱心な営業」と捉えるか「ただの迷惑行為」と捉えるかは人それぞれですが、こういう営業スタイルを一切しないライファ今治の人間としてはちょっとこれは度が過ぎた感はありました。
後に丁重にお断りさせていただきました。その後もこの熱心な電話での営業行為は続くのですが...。
ちょっと話が違った方向へ行ってしまいそうだったので、元に戻しますね!
そうです、外壁塗装の補助金の有無です!結果...
「外壁塗装に補助金なんて無い!」
んです!
長々とご清聴ありがとうございました。
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