今治市のマンションの鉄部塗装工事がスタートしました。大きいマンションなので住人の邪魔にはならないように作業を進めていきたいと思います。玄関枠、玄関横のメーターボックスの扉と枠、消火栓ボックスなど、あらゆるところに鉄製部材が使われています。ケレン作業、錆止め、上塗り塗装の順番で進めていきます。
マンションの大規模修繕工事の周期が10年で行われます。その間での修繕工事で塗装をすることが多いです。立地条件にもより周期の伸縮はあるみたいです。海に近いマンションでは大規模修繕工事の間で2回行うこともあるみたいです。鉄部塗装を疎かにすると安全性や外観が悪くなり鉄部の交換を余儀なくされます。鉄部塗装は美観の回復、鉄製部材の延命させることが目的になります。関心ない方も多いと思いますが大切な工事なんです。まずは、錆を十分に除去するためにケレンという作業をしていきます。雨ざらしや直射日光があたる箇所では塗装面の劣化スピードは早くなります。
ケレンの様子です。今回は紙やすり、マジックロンを使用して錆を落としていきます。メーターボックスの扉が56枚あります(笑)終わるのか心配です。きれいな状態でも塗料の密着をよくするためにわざと小傷をつけます。塗料が剥がれたところは錆止め塗装をしてウレタン系の塗料で上塗りをします。まずは全体をケレン、掃除をしていきます。
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