ご高齢のご主人の寝室横に一帖の押入れがありました
寝室の押入れは折戸になっていて気密性がなかったり隙間があったりで引戸に変更しようと思いましたが、全面開口にもできるので、そのまま使うことにしました。
まずは内部を解体します
内部の棚、壁、天井を取り壊し、スケルトン状態にします。床は扉の関係で穴だけあけるようにしました。壁には筋違が入っています。
換気扇と窓を新設
筋違をよけて、換気扇と明り取り用の小さな小窓を付けました。床には開口部を設けて、床下の給水及び排水管を布設しました。
手すりを付けられるように下地に配慮
手すりをどこにでも付けられるように木の下地を入れました。床の開口部もふさぎます。
完成
内装の仕上工事をして、便器、手洗器、換気扇、照明器具を取り付けて工事完了です。
手摺は使いやすい位置に
実際にご主人に座っていただき、医院のリハビリ担当の方にも指導いただいて手すり、紙巻器、リモコンの位置を決めました。