みなさんこんにちは！　能登半島の地震の報道を見て心を痛めている篠ケ瀬隆（ささがせたかし）です。

復旧にはまだ相当な時間がかかりそうですね。数年前から関東地方にも「来る、来る」と言われていますが、実際に起きたらどうなってしまうのか、想像できませんね。今のところ平常通りの生活ができて本当に恵まれていると実感しています。

　今月号は表題のとおり、後編です。ツーリング２日目は、 まずホテル近くの鹿島神宮へ。

広い境内は屋台の出店の準備をしたり、参拝客がどんどん集ってくるところでした。

混まないうちにお参りを済ませ、すぐに移動します。地元の日立をはじめ、倉庫、海運会社が立ち並ぶ工業地帯を抜け、銚子市の犬吠埼へ。風が強く寒いものの、晴天のため、青空に白い灯台が映えてとてもきれいでした。

　銚子から南下途中、 "海の駅九十九里"という名の"道の駅"に立ち寄り、ここで地元ならではの昼食を取り、お土産を買いました。

ところで、今やどこにでもあるこの"道の駅"とはどんな組織で、どういう経緯で作るのでしょうね？

自治体が直接運営すると大抵失敗しますので一括して民間に任せるのか？未だに不明です。

今回は行きませんでしたが、何度か立ち寄ったことがある千葉県の"道の駅　保田小学校"は廃校になった校舎を再利用し、名残惜しいということから"保田小学校"という名にしたそうです。

この施設に出店している食堂では学校に因み、"給食風"の料理を提供していました。

寺社巡りをして"御朱印集め"を趣味にしている人がいますが、ドライバー向けに"道の駅スタンプ集め"をしている人もいます。

神奈川県内でも４つめの道の駅が茅ヶ崎市柳島に建設予定で、すでに区画されており、来年に開業するそうです。

　九十九里浜沿いは直線道路のみで（バイクとしては）面白みがないので、南端の館山には行かず、途中の鴨川から内陸へ。

長狭街道の程良いコーナーが続く田舎道にルート変更。街道終点の保田から東京湾沿いに１０分程走ると金谷港に到着します。

神奈川、千葉間はこの"東京湾フェリー"が便利で、久里浜港まで４０分で着きます。

このフェリー、バイクは先着２４台と決まっており、混んで乗れないと次の便の１時間後。

閑散期ダイヤだと２時間も待つことになるので早く到着する必要があります。

以前、とても早く着いたのにすでに満車で"次は今から３時間後"と言われ、とても待てず、泣く泣く木更津まで戻ってアクアライン川崎経由で帰ったことがありました。

幸いこの日は出港間際にもかかわらず空いていて、すぐに乗船することができて助かりました。