LIXILフォームショップのライファ鵠沼のヒロコです。
コロナ禍になってから外に出る機会が減り、すっかり本を読む機会が増えました。
今「森瑤子」にはまっています。
1980年代に活躍した作家で、37才でデビューして52才で亡くなるまでの、
たった15年間に100冊以上の本を書き、作品は20回以上テレビでドラマ化されたという。
まるで風のように人生を駆け抜けた女性。
本を読むと時代を感じるところがあるものの、
今のように何もかもフワフワとした時代ではなく、
肩パットのスーツにパンプスをはいて、重めのコロンをつけて女性が颯爽と風をきって歩いていた・・・
バブルのあの時代を懐かしく読んでいます。
作品を読むと、あらためて森瑤子という作家は才能に満ち溢れていたんだなぁと思います。
生前親しくしていた女性は、森さんからの
「私のお葬式には、お洒落をしてきてね」という伝言を実現すべく、
皆、とびっきりのお洒落をして彼女を見送られたそうです。
大好きな作家が、また一人増えました。
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