スマホを充電するワイヤレス充電器が便利で手放せなくなっています。思えば身の回りの様々なものがワイヤレスになっていますね。昔はテレビのチャンネルはダイヤルを回していましたが、今ではリモコンが当たり前です。車もキーでドアを開ける事もなくなりましたし、エンジンさえもボタンで始動できます。家電製品も、もはやリモコンさえもなく、音声で指示して動作させる時代です。
携帯で遠くの人と会話する姿を昔の人に見せればテレパシーだと思われるでしょうし、音声でカーテンを開ければ念力だと思う事でしょう。その時代の人達には当たり前のことでも、昔の人には超常現象としか思えないのです。いずれ音声指示さえも無くなり、頭で考えたりするだけで様々なものを動かせる時代が来るのでしょうね。
残念ながら私達が生きている間にそれを体験することは難しそうですが、その過程は日々身の回りにやってきています。いま私が携わっている仕事の一つもそれなのですが、今後そのような時代を迎えるにあたり、情報の出所や情報そのものをいかに強く快適なものにするかという事に取り組んでいます。ここを改善しない限り次の時代はやってきません。
住まいについても同じことが言えるでしょうね。まさに生活の出所である住まいが強く快適でなければ、一歩外へ出た途端に不安定な時間を過ごす事になります。次の世代により良いものを残すためには、生活基盤である住まいを、しっかりしたものにしたいですね。
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