子供の頃、年末年始に入る新聞の折り込み広告を見て、お年玉で何を買おうかとあれこれ悩むのが正月の楽しみの一つでもありました。もう20年くらい新聞を取っていないので、今も同じ状況なのかはよく知りませんが、広告自体の捉え方もずいぶん変わったように思います。近年売り手側から見ると効果の高い広告の作り方がかなり確立されていますので、以前より反応のより広告が手軽に作れるようになった反面、見る側からするとどれも同じような広告で、必要な情報は手に入るものの目新しさや面白味は全くありません。

また、ポストに投函される広告も「セールスお断り」「チラシは入れないでください」とか、広告自体が毛嫌いされています。ネット広告も同様で、インターネットをしていると画面のあちこちに広告が表示されますが、これも簡単な設定で消すことができます。パソコンがウィルスに侵される原因の一つがこのネット広告をうっかりクリックしてしまう事であるため、そういう意味では良いのかもしれませんが、何だか味気ないという意味ではチラシ広告と同じです。

以前この場で、CMは情報収集やその時代を知る上で、場合によっては番組自体より見る価値があります、というのをお伝えしたと思いますが、広告も同じ役割を目的とすれば、見るべき価値あるものなのです。実はリフォームについても思うところがあり、最近は無駄なものは捨てる、必要なものは新しくする、など断捨離的なアプローチが主流ですが、これも味気なく思えてしまうのです。壊れてしまったものは仕方ないですが、今の状況を活かしつつ、上手にリフォームすることも可能なはずです。この道50年のライファ鵠沼に一度ご相談ください。ワクワクするご提案をさせていただきます！