こんにちは(^^)
システムキッチンは毎日使う場所だからこそ、快適に過ごしたいですよね。
でも長く使っていると、どうしても劣化や故障が気になってくるもの。。。
「そろそろ交換時期なのかな。」
「リフォームってどのくらい費用がかかるんだろう。」
そんな悩みをお持ちのあなたへ、システムキッチンの寿命や交換時期の目安、リフォームの検討ポイントをご紹介します。
今回は、システムキッチンの寿命や交換時期の目安をご紹介します!
<LIXIL リシェルシリーズ>
◇システムキッチン寿命と交換時期の目安
システムキッチンの寿命は、一般的に10年~20年程度といわれています。
しかし、使用頻度や手入れの仕方、さらには心理的な要素も寿命に影響を与えるため、明確な基準はありません。
システムキッチンが寿命を迎えた際に現れる具体的な兆候を、それぞれの部位別に詳しく解説していきます。
1:シンク
シンクの表面に、くすみや汚れ・サビ・ヒビ・欠けなどが目立つようになったら、交換時期のサインかもしれません。
シンクの素材によって、汚れの傾向や特徴が異なります。
・ステンレス:耐久性があり、お手入れが簡単でサビにくいが、傷がつきやすいというデメリットがあり。
・人造大理石:傷がつきにくく耐久性が高いが、紫外線で黄ばむ可能性があり。
・ホーロー:耐久性が高くお手入れも簡単だが、重いものを落とすと割れる可能性があり。
2:天板
天板に傷や凹み・変色・サビが出てきた場合は、交換を検討しましょう。
天板の素材によっても寿命は異なります。
・木造・合成樹脂造のもの:約15〜20年
・システムキッチン・流し台の法定耐用年数:約15年
3:キャビネット
扉や引き出しがガタついてきたり、底に水がたまり腐食がある場合は、注意が必要です。
キャビネットの耐用年数は、一般的に金属製の場合は15年、それ以外の素材で作られたキャビネットは8年程度とされています。
4:IHクッキングヒーター
スイッチONしても温まらない、温度調節ができないなどの不具合があれば、早めに対応が必要です。
IHクッキングヒーターの寿命は、一般的に10~15年程度ですが、使用頻度や手入れの状態によって異なります。
・天板のガラス面にヒビや亀裂が入った、割れた、摩耗してきた
・お湯が沸きにくい、揚げ物機能が使えない
・ブレーカーがよく落ちる、モーター音が大きくなった、電源スイッチが入らない、温度調節ができない
・吹きこぼれが本体内部に入り込んでしまった
5:ガスコンロ
火がつかない、ガス臭がするなどのトラブルがあれば、電池交換や掃除を試してみてください。
ガスコンロの設計上の標準使用期間は10年と定められており、実際の寿命は家庭ごとに異なります。
製造から10年が経過したら、点検や買い替えを検討するタイミングです。
・ガス臭い時がある
・焦げ臭いにおいがする
・点火しづらい時がある
・スイッチやレバーの反応が不確実
・炎が赤い
6:レンジフード
電源が入らない、ファンの回転が不規則になるなどの不具合があれば、確認が必要です。
キッチンのレンジフードの耐用年数は一般的に約10~15年と言われています。
10年を超えたレンジフードは換気能力が低下していることもあるため、交換を検討することをおすすめします。
7:食器洗い乾燥機
電源が入らない、異音・振動が発生する、洗浄や乾燥が不十分などの問題があれば、早めに対応しましょう。
・据え置き型の食洗機:約5~7年
・ビルトイン型の食洗機:約10年
8:水栓
水が漏れる、蛇口が回らない、本体がガタつくなどの不具合があれば注意が必要です。
キッチン水栓の寿命は一般的におおよそ10年と言われています。
・単水栓:構造がシンプルで故障しにくいため、パッキンの交換を5年に1度行うことで15年以上使い続けることが可能
・2ハンドル混合水栓:10年以上使えるケースも多い
・シングルレバー混合水栓:耐久性が劣って不具合が発生しやすいタイプ
次回は、リフォームの検討ポイント編です。
続く・・・
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