皆さん、こんにちは!
設計・工務担当の武山です。
再び寒波が襲来し、事務所の前でも事故が発生。
少しビビり気味な今日この頃。
山形在住歴7年目ではありますが、
今年になって初めて雪かきを体験。
【筋肉痛とお友達】と言う状況にも慣れ始めましたが
皆さんのようにスムーズにはできず、
今朝も戦力外通告をいただきました...。
さて、
『断熱、断熱言うけど、そんなに重要なの?』
『今のままでも十分。』と言う方も少なくないのではないでしょうか?
まず、寒い家に住み続けることで起こり得る
健康問題についてお話をいたします。
大きく分けて5つあります。
1.アレルギー・喘息
冬の暖房時に、結露した水分が壁の中に侵入し
落ちた水分が窓枠の腐食を進行させ、カビが発生。
そのことにより、アレルギーや喘息の症状を引き起こします。
アレルギーの原因として、
ダニはスギに次いで2番目に多いとされています。
また、現代では子供の頃に喘息ではなかった人も
大人になって喘息と診断されたというケースもあります。
2.肌のかゆみ
肌の乾燥やかゆみを防ごうとして、
加湿を行っても、空気中の水蒸気は窓に冷やされ
結露に変化してしまいます。
断熱を施し、湿度を逃がさない環境を作ることで
肌の乾燥も和らぐのです。
高気密高断熱住宅は美容にも良いということですね♪
3.高血圧
寒さにより、体全体へ
多くの血液を運ぶ必要があり、血圧が上がります。
血流の高い圧力によって、
血管が傷つくと動脈硬化を引き起こします。
血管が詰まり破裂し、出血すると
脳梗塞や脳出血、心筋梗塞等を
引き起こす可能性が高くなります。
4.冷え性
寒さから、血行不良になり
肩こりや関節痛、神経痛を誘発。
免疫力が低下する為、感染症等にかかりやすくなります。
体温が1℃低下すると、免疫力は30%~40%も低下。
生理痛や婦人科系の病、顔色が悪くなる等
女性にとって様々な悪影響を及ぼします。
5.ヒートショック
皆さんご存じヒートショック。
部屋移動の際、それぞれの部屋の気温差により
心臓や脳の血管が急激に収縮し、
失神や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こします。
年間1.9万人以上の方が亡くなっており、
交通事故死亡者 約4,000人の4倍以上でもあるのです。
私も、幼い頃からアレルギーや喘息・肌のかゆみなど感じていました。
考えてみると実家は築30年以上ですし、
現在住んでいるアパートも寒いです。
『住めば都』と言う言葉もありますが、
強制的にそう思わされているだけであり、
寒い環境に居続けることは健康に対して害を及ぼすことを
もっと多くの方に知っていただければと思います。
加えて、寒いことにより
暖房の温度を高くしたりすることで
光熱費やCo2の排出量を増やしている。
=地球環境にも良くない状況を生み出している
地球温暖化が騒がれる世の中。
ステイホームにより、これまで以上に家にいる時間が
増えた方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、断熱改修を我々はオススメいたします!
部分的なものから全体的な改修までご相談ください☺
次回は、断熱改修方法の提案について
お話できればと思います。
最後までご拝読いただきありがとうございました♪