こんにちは!
公務担当の藤間です。
先日、山形市蔵王倫理法人会主催のモーニングセミナーに参加してまいりました。
そのセミナーでは日ごとに講師を迎え様々なご講演を行うのですが、
今回は、山形市上下水道部 水道建設課次長 田中氏による
山形市の水道事業について、お話を聞いてきました。
市内で初めて上下水道が通水したのは大正13年だそうです。
長年の使用による水道管の劣化、及び災害対策のために、
現在、地震に強い配管に入れ替える工事を継続的に行われています。
「災害は忘れたころにやってくる」と言われていますが、
専門家によると、「災害は忘れないうちにやってくる」と言われるほど、
今日では頻繁に災害が起きていると揶揄されているそうです。
山形市も大地震の被害の可能性があることから、
決して軽視できないなと思いました。
山形市の災害といえば、山形市盆地断層帯による地震災害で、
その規模は震度6~7、マグニチュード7.8の被害が想定されています。
上下水道部の田中さんは、災害対策として、以下のことが上げられました。
・飲み水の常備
生命維持に必要な水分補給量は、1人1日3L必要だそうです。
家族分×3Lの水を、家庭で用意しておくと、災害時に役立ちます。
・容器の準備
災害時に貯水槽や給水車から水を運ぶための容器を準備しましょう。
持ち手付きの10Lのポリタンクがベストです。
・風呂水のため置き
使い終わったお風呂のお湯を、すぐに流さずにためておくといいそうです。
断水時には、防火用水や水栓トイレ用水としての雑用水に活用できます。
以上のように、ちょっとした工夫をすることで災害対策になります。
災害が起きず平穏無事に過ごせれば一番ですが、
家族を守るためにも日頃の備えをしていくことが大切ですね。