こんにちは。営業の青木です。
少し前、松江のW邸様の工事に伺いました。
母屋のキッチンの取替と床の改修です。
床は、まだ内部がしっかりしていたため、今回は張替えではなく、
現在の床の上にフローリングを重ね張りする方法で工事をさせていただきました。
キッチンはLIXILの「シエラ」に交換です。
扉のカラーはクロスライトウッド。清潔感の中にやわらかさがある素敵な色ですね。
工事の状況は「施工事例」のコーナーに載せていますので是非ご覧になってくださいませ。
大きな門をくぐると、庭の中央に太いヒバの木。そしてその木の下には?
あら!たぬきさん!!)^o^(
たぬきさんにもご挨拶。
今日からよろしくおねがいします(^^)/
玄関の照明と壁も素敵だったので載せさせていただきました。
お宅に入ろうとすると、ご主人がいらっしゃいました。
「おはようございます」と挨拶をして中に入ろうとした時、
「青木さん、ちょっとちょっと!」とご主人に呼ばれ、案内されたのは道路を挟んだ反対側の車庫の裏の畑。
ピンク色の可愛い花が満開でした。
「これなんだと思う?」とご主人よりクイズが出題されました。(@_@)
この写真の可愛い花。皆さんお分かりですか?
「これはライラックなんですよ。ピンクのライラックは珍しいらしいんです」( ^^)
と、にこにこしながら説明してくださいました。
見てください!このかわいくて艶やかなお花たちを!!
松江でこんな大きなライラックに出会うなんてと工事前にしみじみ感動し
感慨にふけりながら工事場所の台所へと入って行ったのです。
この日は朝から何かとってもいいことが起こりそうな気分でした♪
ピンクのライラックを見たのも初めてですが、
ライラックの木まるごと一本見たのも実はこの時初めてでした。
北海道に行った時ですら上半分くらいしか見ていないんです(泣)。
皆さんは見られたことありますか?
北海道ではライラックのことを「リラ」というそうです。
「リラ」はフランス語で、ライラックのことです。
北海道には「リラ冷え」という言葉があります。
ちょうどリラの花が咲く5月下旬から6月上旬、暖かくなったと思ったら急に冷え込むことを言い、
本州で言う「花冷え」と同じ意味とされ、俳句の季語にもなっているそうです。
顧客さんの中にも俳句を趣味にしていらっしゃる方が結構いらっしゃいますので、今度色々お話を聞いてみようかと思います。
その後私が最初に「リラ冷え」の言葉に出会ったのは、小説「リラ冷えの街」のタイトルとしてでした。
聞くところによると、
一番最初は、榛谷(はんがい)美枝子さんという北海道の俳人の方が1960年に詠まれた句に使われたそうですが、
やはりこの小説をきっかけに広く知られることとなったそうです。
それにしても、「リラ冷え」、きれいな言葉ですね。
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