コロナの影響で、手を洗う機会が増えたことから、玄関付近などに取り付けられる機会も増えました。
今回は、洗面化粧台と、洗面ボウルの違いや、特徴、選び方のポイントについてご紹介いたします。
洗面ボウルと洗面化粧台の違いと特徴
洗面化粧台
水廻りメーカーや大手家具メーカーから販売され、収納、ボウル、水栓、排水、鏡、照明、等が一体になっているタイプです。幅広い価格帯グレードと、デザインのラインナップがありますが、機能性を重視していることから、形状は限られたものになります。手軽に選びたい場合や、デザインにはあまりこだわらない場合、限られたスペースに洗面・収納などの十分な機能性を持たせたい場合などに向いています。
カウンタータイプ
システムキッチンのような感覚でボウル、カウンター、収納、水栓金具を選び、組み合わせるタイプです。機能性や清掃性を保ちつつ、洗面化粧台よりもデザインの幅が広いことが特徴です。洗面化粧台よりも価格帯のグレードが高く、高級感があります。
洗面ボウル
洗面ボウル、水栓、鏡、収納、カウンターなどを自由に組み合わせて作るタイプです。
住宅設備機器メーカーや洗面ボウル専門店から販売され、組み合わせが自由なため、幅広いデザインと材質、価格帯から選ぶことができます。
洗面化粧台・洗面台選びに失敗しないための4つのポイント
1.必要な収納力を検討する
浴室に接していて、脱衣室を兼ねる場合や、洗濯機が置いてある場合は、特に収納しておきたいものが増えるでしょう。洗面室に置いておきたいものを書き出して、洗面化粧台に必要な収納力を検討しましょう。
2.家族構成を考える
家族の人数に応じて、洗面台や洗面化粧台の幅を検討しましょう。
朝や外出前の時間帯は混みあいますので、洗面設備を2台以上設けたり、鏡の幅を広くするなどして対応すると、ラッシュを軽減し、ストレスを少なくできます。
3.清掃性を考える
洗面ボウルや水栓まわりは、毎日水を使う部分のなので、特に汚れやすく、小まめに掃除して清潔を保ちたい部分です。見た目の好みも大切ですが、汚れのつきにくさや、掃除のしやすさも考えた上で選びましょう。
4.生活スタイルから考える
各家庭の生活スタイルによって必要な機能はさまざまです。必要な機能、不要な機能を見極めて予算や好みに合うデザインのものを選びましょう。
洗面台や洗面化粧台は、給水・給湯・排水設備が必要なので、簡単に増設できません。
新築リフォームの際は必要な場所やスタイルをよく検討してしてみてください。
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