世界のトイレ事情に目を向けると、安全で衛生的なトイレは発展途上国では特に現在も不足していると言われています。トイレがない環境化は女性や子どもに対して特に危険をもたらし、人目につかない場所まで用を足しにいく途中で、性的暴行やいやがらせを受けるケースが後を絶ちません。また、 学校に清潔なトイレがないことは、初潮を迎えた女子生徒が通学をあきらめざるを得ない原因として指摘されており、衛生問題は男女の教育格差にもつながります。
■SATOとは...?
下水が整っていない開発途上国向けの簡易式トイレです。「SATO」は、低価格でありながら、高価格帯のトイレと同様に、流体力学分析によってスムーズな水洗を追求するなど、度重なる設計変更やフィールドテストを経て開発しており、現在、様々な地域の文化や慣習、規制などに対応した複数モデルを展開しています。累計出荷台数は世界中ですでに120万台を突破しており、シンプルで画期的な「SATO」は約600万人の衛生環境の改善に貢献しています。
■SATOを使った取り組み(みんなにトイレをプロジェクト)
LIXILは、日本で提供する全ての一体型シャワートイレ1台の購入につき、簡易式トイレ「SATO」1台をアジア、アフリカの学校を中心に寄付することで衛生環境の改善につなげる「世界の衛生環境を改善しよう!みんなにトイレをプロジェクト」を寄付期間 2022年10月1日~12月31日まで実施しました。
ハヤセでも、この取り組みに参加し、LIXIL様より感謝状をいただきました。
今後もLIXIL様と一緒に世界の衛生環境に目を向けて取り組んでいきたいと思います。
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