住宅事業部の渡邊です。
最近朝、窓を開けるとどこからともなく
金木犀の香りがして、秋を感じる様になってきました。
いつも秋は食欲の秋なのですが、今年は読書の秋になりつつあります。
最近は松浦弥太郎さんの本をよく読んでいます。
弥太郎さんは雑誌「暮らしの手帳」の元編集長なのですが、
よく言われる丁寧な暮らしって女性のイメージだったのですが、
松浦さんは男性。どんな人なんだろうと読み始めたのがきっかけです。
自己啓発の本って読むのになんだか気力が必要で、
疲れてるときには読んでいても内容が入ってこないことも多々あったのですが、
松浦さんの本は勉強になる事がたくさん書いてあるのに、
さらっと読みやすく、気に入っています。
そんな松浦弥太郎さんがとある家具屋さんとの対談で、
こんなことを言っていました。
「人の手で作られているものは、人の手で直すことができるから長く使うことができる」と
私も器や家具や調理器具など、作家さんや職人さんが作ったものが大好きなのですが、
何となく温もりを感じられるし長く使えそうだと選んでいたそれらの物でしたが、
弥太郎さんの言葉に思わずなるほど~!と思いました。
最近、とある大手メーカーさんの工場で作られた
お宅をリフォーム工事をさせて頂く機会があり、
リフォームをされるのに少々制限がありました。
もちろん、耐震性や断熱性、省エネルギーなどの家を建てる上での
利点ももちろん沢山ありますが、
長く家を大切にしようと思うと
職人さんが手を掛けて作られた建物もいいものの様に感じます。
工場生産の住宅が普及する築30年以上の古い家も多く残る関ケ原中心の地域。
今の家を生かしてリノベーションという選択はいかがでしょうか?
断熱性能を上げるのはもちろん、住みやすい間取りにしたり
耐震性能を上げることもリノベーション工事で可能です。
人の手で建てられた家。大切にしてみませんか?
今週末の見学会は築100年です。
是非、この機会にご覧ください^-^
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