住宅省エネ2024キャンペーン
2023年度補正予算に、経済産業省・国土交通省・環境省は住宅の省エネの支援を強化する政策を盛り込みました。
「住宅省エネ2024キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業から成り立っています。
住宅の省エネ補助金は複数あり、各キャンペーンサイトもすでに開設されています。
特にリフォームに関係するのが３つの補助金制度、これらを併用することも可能です。（制度の併用は可能ですが、１つの工事で複数の補助金を受け取ることはできません。併用した場合は補助額の大きい方の補助金制度が適用されます。）
【概要】住宅の省エネ性能をアップする工事補助金が出る制度。
【補助金の概要】補助額の合計が５万円以上になる場合に適用される補助金制度。②や③の申請と併用の場合は申請条件が２万円以上に緩和される。制度単独の上限補助額２０万円/戸。子育て世代・若者夫婦世帯は上限３０万円/戸（既存住宅購入を伴う場合は６０万円/戸）。長期優良住宅認定を埋める場合、優遇あり。
子育て世帯：申請時において、2005年4月2日以降に生まれたお子さんがいる世帯。
若者夫婦世帯：申請時において夫婦であり、どちらかが1983年4月2日以降の生まれである世帯。
【対象工事】高い省エネ性能を有する一定のリフォームが対象。
必須工事：断熱改修（窓・ドア・壁など）、省エネ工事（住宅設備機器含む）
任意工事：子育て改修、防災性能向上、換気性能向上など
【申請期間】遅くとも令和６年（2024年）12月31日まで（予算上限に達するまで）
※令和5年11月2日以降に工事着手し、令和6年12月31日までに工事完了する物件（契約日は問わない）
【概要】窓の断熱性能をアップする窓交換や内窓設置工事、その工事と同時に行うドア交換に補助金が出る制度。性能・サイズにより定額で補助される。
【補助金の概要】補助額の合計が５万円以上になる場合に適用される補助金制度（他の補助金と併用の場合も同じ）。制度単独の上限補助額は最大２００万円/戸。
【対象工事】住宅所有者等がリフォーム事業者に工事を発注（工事請負契約）して実施する以下のリフォーム工事。
窓（ガラス・サッシ・ドア）の断熱改修工事：一定の基準を満たす窓へ改修する工事が補助金の対象となります。また、同一契約で行うドア交換工事についても一定の基準を満たすことで補助額がプラスされます。
【申請期間】遅くとも令和６年（2024年）12月31日まで（予算上限に達するまで）
※令和5年11月2日以降に工事着手し、令和6年12月31日までに工事完了する物件（契約日は問わない）
【窓の性能】窓・ドアの性能については下記の熱貫流率の基準を満たすものが補助金の対象となります。
【概要】条件を満たすエネファーム、エコキュートなど高効率給湯器への交換に補助金が出る制度。
【補助金の概要】製品の機能・性能により、それぞれ低額で補助される。
【対象工事】一定の性能を有する給湯機器などの設置が対象。
具体的には高効率給湯器（ヒートポンプ給湯器、ハイブリッド給湯器、家庭用燃料電池）の設置工事が補助対象です。
【申請期間】令和６年（2024年）12月31日まで（予算上限に達するまで）
交付申請は、2024年3月以降の受付開始を予定しています。
LIXILでは特集サイトを開設して、具体的な補助金を適用したプランや、補助金額のシミュレーターツールなどを紹介しています。
いま現在リフォームをご検討の方は、それぞれの省エネキャンペーンをチェックして、ご自宅のリフォームに役立ててください！
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