床の構造について
マンションの床構造を簡単に区分すると2種類になります。
ご自宅の床をかかとで踏んでみてください。
*直床は床材にクッション材付の為、踏むと柔らかい感触。
*2重床は、固い感触。(クッション材付き仕様の場合あり)
リフォームを考える上で、床について、知っておきたい事。
① 直床、2重床のどちらなのか。(水廻りで混在ケースあり)
② 遮音性能の面で一番重要な部位である事の認識。
③ 管理規約による、リフォーム工事上の制限の確認。
(床に限った事ではなく、全てに優先します)
上記の3点を踏まえておきましょう。
床の仕上げ方について
①既存床の上に、床材を重ね張りする
*1.5㎜程度の薄いフロア材またはシート材を貼る。
*タイルを貼る。(タイルの大きさに注意)
(但し、既存床が直床の場合は、合板などの捨て張りが必要。)
*12mm程度のフロア材を張る。(張り方向に注意)
②既存床を撤去して、張り替える。(遮音性能に注意)
この場合は撤去に伴う工事が発生します
*巾木を撤去し、再度の取付け。(床と壁との境目にある建材)
*巾木の撤去に伴い、壁仕上げに影響が出る場合あり。
⇒影響が出た場合には、壁紙の貼替の必要性あり。