ようやく春の陽気になり、桜も見頃を迎えている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日の弊社のイベントで駐車場案内をしていたら、すっかり顔だけ焼けたタバティーことタバタです。
皆からどっか遊びに行ったの?的な視線を浴びますがお仕事で焼けたんですよええ。
さてさて、イベントの前の週のことですが、毎年恒例の減災協(愛知建築地震災害軽減システム研究協議会を略してこう呼びますが元が長すぎるではないかと...)主催の耐震工法講習会がありまして、行ってまいりました。
基本的にある一定の強度を持たせる為の耐震補強工事というと高額になってしまうものですが、そうしますとなかなか工事に踏み切れなくなってしまうというのが実情です。
そこでいきなり最大値まで耐震強度を上げる工事をするのではなく、少しでも耐震補強の裾野を広げるために、安価で、工期の短い補強工事を提供するための情報共有をしようという講習会です。(超ざっくり)
耐震補強を「保険」と考える方もいらっしゃいますが、そうではありません。
保険を掛けても「病気や怪我をする心配」は減りませんが、耐震補強をすれば確実に「倒壊のリスク」は減るからです。(超受け売り)
弊社でも年に二十件ほど耐震補強の工事をいたしますが、やはりコストと工期はかかってしまうものです。
ただ弊社のように耐震補強でない通常のリフォームを行っている会社であれば、「ついでに耐震補強」というご提案ができるわけでございます。
勿論、プラスアルファの耐震補強工事ですので、各家屋の診断で出る0.4とか0.7といった耐震の評点がグンと上がるわけではありません。
しかし、新しくキッチンを取り付ける際、或いはリビングの間仕切りを変更する際など、下地を補強する際についでに金物を取り付け、構造用合板で補強する。
コレだけでも結構違うものです。
また講習会では、割と大胆な提案がされておりまして、
屋根と基礎は(お金が掛かるから)忘れろ、と。
忘れろというよりは後回しにするべきだ、と。
講習会でもスクリーン上に映されたスライドで何枚か写真を見ましたが、基礎がしっかりしていても壁がヘナチョコですとペシャンコになっている家が何棟かございました。
ひょっとすると、床の下の、基礎のあたりに隠し部屋を設けている方もいらっしゃるかもしれませんが、たぶん稀です。勿論見たことないですワタクシは。
そういう稀な場合を除いては、通常、壁に囲われて居室があるわけでして、だからこそ壁から強化しろと、つまりそういう事でございます。
また、耐震は屋根裏・床下そして壁の中で補強する事が、大半でしてなかなか目に触れる事ができません。
そこで、もっと目に触れる強化を提案して下さい、と。
そんな時に有用なのがLIXILが扱っている「パンチくん」です。
透光・通風型の耐力壁です。
ただのパンチングメタルのように見えますが、通常の構造用合板を使用した補強より強いです。
パンチングメタルですので、マグネットも付きますし、1枚に3Kgまでですが、有孔ボードのようにものを引っ掛けたりする使い方も可能でございます。
そして光と風を通すので圧迫感がない。
縁側との間仕切りで使う例も多く、光は入って欲しいけど風(熱)は通したくないという場合はアクリルパネルを取り付けたりしても問題ないです。
こういう耐震建具はなかなか無骨なものが多い中、比較的小洒落た耐震補強ができるのではないかと思います。
是非とも「間仕切りを三間ほどパンチくんで!」のご用命は、信頼と実績の耐震工事件数を誇る、リクシル リフォームショップシンエイアクトまで宜しく御願い申し上げます。
弊社の耐震診断士、岩井が心を込めて対応させて頂きます!
安心してください。ワタクシではないんです。(5ヶ月ぶり3回目)
ニュースではPM2.5だかが猛威をふるうかもなどと言われておりましたが、皆様におかれましては手洗いうがいを忘れずに御自愛下さいませ。
以上、先日久しぶりイソジンを買ったら、一回使った後に車内にぶちまけ今も少々イソジン臭がとれないタバティーがお送りしました。
ではまた。