こんにちは。
営業事業部の町です。
今回も私の現場では無いですが当社スタッフが施工した内窓で特殊な納めありましたのでご紹介させていただきます。現調から帰ってきたスタッフが頭を抱えて考え込んでいます。どうしたのかと話を聞いてみたら・・・直角でないコーナー窓で内窓を取付希望の現場をどうすれば納められるかと悩んでいたそうです。メーカーの標準的な納め方だと変則コーナーは施工不可となります。現場写真を見ながら私も一緒に納め方法を考えさせていただきました。
【施工前】
・変則コーナー左側
・変則コーナー右側
直角で無い事、そして向かって左側の窓は内窓設置部の窓枠の見込みも少なそうです。見込みとは奥行の事です。内窓設置に関しては有効寸法で基本70mm必要です。今回は聞いたところサッシ召し合わせ框が大きい為、有効で55mm程しかないとの事でした。ふかし枠も必要になってきます。
【施工開始】
今回は床の貼替工事も合わせて行わせていただきました。家具移動し、全景の写真を撮影しておきます。施工完了後には補助金の申請ありますので施工写真の撮影は欠かせません。
床剥がし後の窓の全景です。さてどう納めたのでしょう。
私の考えでは通常1本で納める方立(窓を区切る柱型の角材)を2本使い、V字に設置する事で各々の設置部の直角を出す方式を取りました。サイズも大きいので2本使いでも見栄えも悪くならなそうです。材木屋さんとかで正確な角度出して、柱を作ってもらう方法もありますがそれだと製作費用だけでも金額が大分かかります。掃出し窓開閉の手掛けも問題無さそうでしたので、今回の施工はサッシ職方だけで完結する方法で対応させていただきました。掃出し窓部分はふかし枠20mmも併用し、条件を整えてあります。上部のカーテンボックスのカーテンとの干渉も20mm程度でしたので問題ありませんでした。
【施工完了】
床の貼替も無事に完了したようです。内窓の設置もきれいに納まっています。向かって左側はテラスドアで納めました。FIX窓での納めが標準ですがH様より清掃時の事も配慮したいとの希望ありましたので開閉可能な提案をさせていただきました。
施工期間はちょうど1週間で、担当スタッフは毎日汗をびっしょりかいて、夕方会社に帰ってきていました。床はがしの手伝いや残材回収や資材の搬入、内窓の設置の際の搬入も手伝ったそうです。施工無事に終わり、H様にも大変喜んでいただけたと私にも感謝の言葉をかけてくれました。暑く大変だったでしょうが、担当スタッフの汗かきも報われたようです。お疲れ様でした。
リフォーム業は大変ではありますが、お施主様の喜びにふれ合えるよい仕事です。その為にはしっかりとした対応も必要になります。アドバイス出来る時はアドバイスし、任せる時は任し、対応悪い時は気付きを・・・スタッフ皆の支えとなれるように頑張っていきます。いつかバトンタッチ出来るその日を楽しみに・・・。
営業事業部 町
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